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女性の頻尿と失禁

2019.04.23(火)

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加齢とともに頻尿になったり、尿が出にくくなったりするなど、尿に絡むトラブルで悩む人は多いようです。

特に女性は頻尿や失禁に悩む方が多く、尿道が短いので男性よりも圧倒的に尿を漏らしやすいと言われています。また、女性の場合は膀胱の後ろに子宮があるので、それに押されておしっこが漏れたり、出にくくなったりします。膀胱の下には尿が漏れないようにする骨盤底筋がありますが、子どもを産むとそれが壊れたり、弱まったりして尿漏れが起きやすくなります。

 

過活動膀胱

〇突然我慢できないほどの強い尿意を感じる

〇日中、トイレが近い

〇トイレに間に合わず尿が漏れる

といった経験はないでしょうか。

こうした症状は過活動膀胱の症状といわれています。

尿は膀胱の収縮によって溜まったり排泄されたりしますが、年をとると膀胱が固くなって伸びないため尿が漏れてしまうのです。

過活動膀胱というのは膀胱の緊張です。治療は薬物治療が中心で、最近は非常によく効くお薬が出ています。

 

腹圧性尿失禁

咳、くしゃみをした時、大笑いしたり重いものを持ち上げたりした時に尿が漏れる症状です。原因は骨盤臓器脱で、骨盤底筋が弱まることで子宮や膣が下に落ちて膀胱を圧迫するのです。治療はまず行動療法で、骨盤底筋を鍛え尿道を縮める力を高めます。トイレに行きたくなっても少し我慢する膀胱訓練も行います。

 

快適な生活を送るためにも、尿のトラブルがある場合は我慢しないで医療機関へ相談しましょう。

 

※南東北グループ広報誌「南東北」第325号より抜粋

※地方紙「阿武隈時報社」内「家庭の医学」にて掲載




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花粉症皮膚炎 〜花粉が引き起こす皮膚トラブル〜

2019.04.16(火)

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これから花粉症のシーズンですが、花粉症が引き起こす症状は鼻や目のトラブルだけとは限りません。あまり知られていませんが、「花粉症皮膚炎」といって、肌にトラブルが起こる場合もあります。肌に赤みが生じる、粉をふく、かゆみが出る、といった症状です。刺激を受けやすい目の周囲や頬を中心とした皮膚に、かゆみ、赤み、灼熱感などが生じる場合が多いようです。


こうした症状は、目や鼻と同様、肌が花粉にさらされることによって引き起こされます。放置したり、かき壊してしまうと、深刻な肌トラブルを招くこともありますので、肌を保護することが大切です。

花粉の飛散はまだ続きそうです。加えてこれからは、紫外線の量も多くなる時期です。このため肌はさらにダメージを受けやすくなります。このような時期は、外出時、在宅時も工夫して肌を守りましょう。

 

外出時の注意

 できるだけ花粉にさらされる肌の面積を減らすことが大切です。眼鏡やマスクをして出かけ、髪に花粉がつかないように帽子をかぶるのもよいでしょう。帰宅したら洗濯をして花粉を落としましょう。

 

在宅時の注意

朝晩の洗顔後にスキンケアを行い、保湿クリームなどで肌を潤しましょう。普段の化粧品がしみたりする場合、低刺激の化粧水や乳液に変えましょう。

 

前述のようなケアをしても症状が治まらない方は、皮膚科を受診する事をお勧めします。また、元からアトピー性皮膚炎などの疾患をお持ちの方は、自己判断でケアをせず、かかりつけ医指導の下で、ケアを行ってください。

 

※南東北グループ広報誌「南東北」第325号より抜粋

※地方紙「阿武隈時報社」内「家庭の医学」にて掲載



皮膚科への受診をご希望なら、南東北春日リハビリテーション病院まで

外来診療担当医表はこちらです。

(皮膚科は毎週水曜日 13:30〜16:00で受診可能です)

お問合せは病院代表0248-63-7299(月〜土 8:30〜17:00)

また、医療・介護のご相談をなんでも受け付けています。

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母の日イベント★ ヨガ、やってみませんか?

2019.04.15(月)

5月13日(月)、メディカルフィットネスさくらにて、母の日のイベント「母の日ヨガ」が開催されます。
日頃、家事に育児に、お仕事に、頑張っている女性の皆さん、心も体もリラックスできるヨガをやってみませんか?
ヨガの後は、フィットネスマシーンやお風呂など、ご自由に利用することが出来ます。


日時:2019年5月13日(月) 15:00〜
場所:メディカルフィットネスさくら スタジオ内
参加費:無料
講師:Taikiさん
   (Taikiさんのヨガの詳細はこちらのブログをご覧ください

参加お申し込み:メディカルフィットネスさくら 0248-63-7252までご連絡ください。
ヨガマットは貸与いたします。


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女性なら誰でもご参加できます。
持ち物などの詳細は、チラシをご覧くださるか、お気軽にお電話ください。

さくら会員の方も、ご家族やご友人をお誘いいただき、ぜひご参加ください。

お待ちしております!



若い人の老眼!? 〜スマホ老眼〜

2019.04.09(火)

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スマートフォンやパソコンの画面を長時間見続けたあと、新聞や雑誌の文字が読みづらく感じたら「スマホ老眼」かもしれません。IT機器をよく使う若い人たちに多くみられる症状です。近くのものが見えにくくなる症状が加齢による老眼と似ているため、こうした状態は「スマホ老眼」と呼ばれるようになりました。

 

なぜ起こる?スマホ老眼

 このような症状は、近くの一点を長く見続けることにより、目のピントを調整する筋肉(毛様体筋)が衰えてしまうことによって起こります。スマホ老眼は、近くのものが見えづらくなるだけでなく、肩こりや頭痛、集中力の低下、ストレスなどの原因にもなります。日頃から予防に気を付けておくことが大事です。

 

スマホ老眼を避けるには

 スマホ老眼を避けるには、第一にスマートフォンやパソコンの使い過ぎに注意し、画面を長時間見続けないことです。仕事などで利用する場合は時々眼を休ませ、酷使しないことが改善策の基本です。

 そして、毛様体筋を活性化することです。毛様体筋を活性化するには、近くのものと遠くのもの、それぞれを交互に見るという方法があります。これを繰り返すことで毛様体筋が働き、次第に目の焦点が合い、近くのものが見えるようになるのです。




※南東北グループ広報誌「南東北」より抜粋

※地方紙「阿武隈時報社」内「家庭の医学」にて掲載





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医師情報サイト「エピロギ」で紹介されました

2019.04.03(水)

医師の働き方についての情報を発信するサイト「エピロギ」にて、当院の職員に対する子育て支援の取り組みが紹介されました。

掲載された記事は、
女性医師の「働きやすい」を叶える、ユニークな子育て・復職支援 4選』
です。


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※画像はエピロギHPより抜粋

記事はこちら


女性医師の割合が3割を超える一方で、子育てのために退職を選ばざるおえないケースも少なくなくありません。
そんななか、ユニークな子育て支援を行う病院の取り組みのひとつとして、当院の「男性に対する育児休暇取得支援」が紹介されました。

記事では、女性医師の子育て支援には、パートナーである男性への子育て支援の充実が必須であるとされ、当院の50%を超える男性育児休暇取得率のことなどがあげられています。

ぜひご覧ください!











手足の震え、こわばり 〜パーキンソン病

2019.04.02(火)

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50歳代になって手足の震えが出た…それはパーキンソン病かもしれません。日本では1000人に1人、10万人以上の患者がいると推定される難病です。

発症したら本人や家族はどのように対処したらよいのでしょうか。



パーキンソン病の症状

 パーキンソン病は、神経同士の連絡がうまくいかなくなることで引きおこると考えられています。症状は手足の震え、手足のこわばりなどで、身体の片側に始まり、他の部位へ進行する特徴があります。じっとしているときに片側の手や足が震えたり、やや前かがみになって歩いたり、歩き方が小刻みになったりします。

 

多くは50歳代で発症

 患者の多くは50歳代以上で発症し、2人に1人は、うつ症状を抱えていると言われています。この年代は仕事面や老後など将来の不安から悩みを抱え、うつ症状になる可能性があります。逆にうつ病からパーキンソン病を発症するケースも見られます。

 

パーキンソン病との上手な付き合い方

 パーキンソン病は長い時間をかけてゆっくりと症状が進行します。適切な治療とリハビリを続けながら前向きに生活を楽しむことが大切です。動きが緩慢になるため周囲はハラハラしますが、本人のリハビリになると考えて、手を出したくなるのを我慢し、危険回避の見守りに徹することです。

 症状が進行するにつれて、介護する人の負担は増加します。介護を一人で抱え込まず、色々な支援体制の利用を考えましょう。

 運動症状が主な場合は病状に合わせ専門的なトレーニングを加えれば、症状の軽減や苦痛の緩和に一層つながります。

 

※南東北グループ広報誌「南東北」第322号より抜粋




リハビリを受けたいなど、病院への受診をご希望なら、南東北春日リハビリテーション病院まで

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新年度が始まりました! 〜職員へ辞令交付〜

2019.04.01(月)

桜のつぼみも膨らみ、春の気配が日に日に強くなっています。
今日から新年度です!
新入職員と、今年度より新しい部署に配属される職員の辞令交付が朝礼にて行われました。

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新入職員の中には、育児を優先して離職し、今年度再雇用された方もいます。
私たち医療法人社団 三成会では、お子さんが大きくなってからの復職も積極的に検討させていただいています。

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院長先生から辞令を手渡され、身が引き締まる思いの新入職員の皆さん。
これから三成会の成長を、共に支えていきましょう!







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