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入社1年目の介護スタッフにインタビュ〜

2012.03.31(土)

☆介護職員3名に聞きました!☆
 平成23年4月に入社した新卒の介護職員3名に、当施設で一年間働いてみての感想などを聞いてみました。
 業務を通して様々なことを学び、新たな目標もできたことだと思います。今後も理想とする介護職員を目指し頑張ってください。
 また、先輩の働く職場で一緒に頑張ってみたいという学生のみなさん、ぜひ当施設へお越しください!

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熊田 美里

介護老人保健施設
春日リハビリテーション・ケアセンター 配属

福島介護福祉専門学校 介護福祉学科

1.施設で1年間働いての感想は?
仕事をしていく中で、うれしかったこと、大変だったことがたくさんありました。けれど、できなかったことが出来る様になった喜び、達成感を感じることができた1年でした。

2.平成24年度の抱負をお願いします。
これからまだまだ覚えることがあるので、一つ一つ丁寧にこなしていくことと、介護技術、知識向上を目指し日々取り組んでいきたいです。

3.これから入職する後輩へのメッセージ
仕事の流れを覚えるまで大変なことがたくさんあると思いますが、とてもやりがいがあります。同じ介護職員として一緒に頑張っていきましょう。

 

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佐藤 圭

介護老人保健施設
春日リハビリテーション・ケアセンター 配属

仙台医療福祉専門学校 保険介護福祉科


1.施設で1年間働いての感想は?
入社当時は、仕事を覚えることに精一杯でした。しかし徐々に仕事にも慣れるにつれて楽しさを覚えることができました。いまでは利用者さんの温かい言葉を励みに楽しく仕事をすることができています。

2.平成24年度の抱負をお願いします。
介護に対する知識を高め、利用者さんに信頼していただけるケアをしていきたいです。

3.これから入職する後輩へのメッセージ
介護はとてもやりがいのある仕事です。そして春日は、優しい先輩ばかりで楽しく仕事ができる職場です。一緒にがんばりましょう!!

 

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 矢吹 郁美

介護老人保健施設
春日リハビリテーション・ケアセンター 配属

岩瀬農業高等学校

1.施設で1年間働いての感想は?
最初は仕事内容を覚えるだけで精一杯で、利用者さん一人ひとりの状態まで把握できていなかったのではと思います。勤務内容でも日勤や早番で仕事内容が違うので大変でした。今は仕事や利用者の状態を把握できるようになってきました。夜勤に入るようになり、利用者の1日のリズムも知ることができ、とても勉強になっています。他のスタッフの方たちも分からないことなど、質問しながら、仕事をしています。施設で働いて、毎日とても勉強になることが多く、良かったと思います。

2.平成24年度の抱負をお願いします。
自分の知識レベルをあげられるように、勉強会にも積極的に参加して、分からないことは、調べたり、他職種のスタッフなどに聞いたりして、レベルを上げていけるようにしていきたいです。他の人に説明できるようにもしていきたいです。

3.これから入職する後輩へのメッセージ
分からないことは、小さいことでも聞いたり、自分で調べたりすることをお勧めします。施設に入るとなぜこういう事をしているんだろうと思う時があるので、なぜと思ったら先輩スタッフに質問するようにしてください。勉強になると思います。余裕がでてきたら、利用者さんの状態を少しずつ考えられるようにしていった方がいいと思います。

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介護老人保健施設 春日リハビリテーション・ケアセンター


医療相談員の実習生に感想を聞きました!!

2012.03.30(金)

3月27日、28日の2日間、当院の相談室に実習生が研修を行いました。実習の感想を頂いたので掲載いたします。2日間という短い期間でしたが、当院での研修を今後に活かせれば幸いです。

 

1.当院の印象を教えてください
第一印象は、明るく、開かれた病院だと感じた。4階病棟は、患者様が部屋にこもらず、広いスペースに集まる様子がみられ、患者さん同士の交流にもなりいいなと感じました。

 

2.実習を終えての感想を教えてください
2日間と短い期間での実習で、緊張したまま終わってしまいましたが、2日間で学ぶことは多く、見たこと、教えていただいたことに感心し、納得するばかりでした。
福祉の専門性、チーム医療の大切さなを再確認するとともに”いつかこのような病院で働きたい”という憧れを持ちました。

 

3.今後の目標を教えてください
専門用語や制度など、まだまだ勉強不足ですが、患者さんや、ご家族の気持ちに寄り添った支援のできるソーシャルワーカーを目指して、今後頑張ろうと思います。

 

相談員国分より
実習お疲れ様でした。机上では感じられない患者さんの思いや実情に触れられたかと思います。また、患者さん、家族さんへのまっすぐに向き合おうとする姿勢はとても良い点だと思います。残り1年の学生生活を有意義にし、ソーシャルワーカーとして社会に羽ばたいてください。

 

seito.jpg医療法人社団 三成会
南東北春日リハビリテーション病院


健康教室「困った時に知っておくと便利〜社会資源について〜」を開催しました

2012.03.26(月)

毎月当院で行っている健康教室を3月24日午後2時に行いました。今回のテーマは「困ったときに知っておくと便利~社会資源について~」で支援相談員の松坂と医療相談員の国分が講演しました。二人の相談員は講演する経験があまりなかったので公演当日まで、講演会の資料を確認したり、練習を行っていたようです。

主な講演は、1.社会資源とは・2.身体障がい者手帳の2つで、社会資源とは「人々の生活の諸要求や、問題解決の目的に使われるもの」と説明があり、社会福祉サービスを受けるにはどのような手順が必要なのかを説明しました。そのなかにある障がい者手帳の説明をしました。障がい者手帳を受けるにあたっての、障がい者の種類も詳しく説明し、参加された方の中には「このような症状でもなるんだ」と熱心に聴講している姿がありました。講演終了後には質問も多数あがり、「介護保険で住宅改修するにはどのようにしたら良いのか」「介護保険を受けれるようにするには」など熱心に講師に質問をしていました。

  kenko_120324_1.jpgなかなか相談員が講演を行う機会がないので、健康教室終了後も講師に熱心に相談をしていました。来年度も健康教室を開催しますのでよろしくお願いいたします。

 

以下のような質問が多く相談員によせられているそうです。

Q.介護保険の他に障害者自立支援法での訪問介護の利用は出来ないか?
A.介護保険が優先となる為、原則的には介護保険で設けられています。1ヶ月の限度額内でサービスを利用するようになります。

Q.車イスを障がい者手帳で作れないのか?
A.介護保険のレンタルで対応できる場合は作ることは出来ません。
※身体障がい者手帳を利用して作成を検討されている方はご相談

Q.同じ月に介護保険と障害者手帳を利用できるか?
A.同一月での利用可能。※重度医療制度 等


老健施設 利用者さん作品「春が待ち遠しい桜」

2012.03.26(月)

 今週になると気温が高い日が続くようです。春に向けての準備が始まり、新生活への期待と不安で揺れている方も多いと思います。昨年は大震災もあり、新生活・新学期に向けて落ち着いて考える時間はなかったと思いますが、今年はゆっくり考えることのできる状態ではないでしょうか。

 老健施設において、レクリエーションの時間で利用者さんと桜の木を作成してみました。春が待ち遠しいこの時期に桜の木を作成することで少しでも季節を感じていただければと思います。同じように作成しても人それぞれの個性がある作品が完成できたと思います。こんな詩が「花見にて 団子食いすぎ 腹壊す」なるほどと思った方多いのではないでしょうか。天気のいい日に桜を見に行くとお腹もすいてしまいますよね。花見で食べる団子は最高です!!

利用者さんの作品です。色鮮やかな作品に仕上がっています。

sakura_sakuhinn_04.jpg   sakura_sakuhinn_03.jpg

sakura_sakuhinn_02.jpg   sakura_sakuhinn_01.jpg

 


セーフティチャレンジ2011 当院の結果は…

2012.03.17(土)

 セーフティチャレンジの特別賞抽選結果が福島県交通安全協会から発表され、賞品が贈られてきました。当院は特別賞に選ばれるチームがなく21チーム分の参加賞が送られてきました。当院の中でも誰か1チームあたるのかと思っていましたが、なかなか当たらなかったです(参加チームは17078チームだったそうです)。当院としては今回のセーフティチャレンジに参加することによって、職員一人ひとりが安全運転の意識付けができたと思っております。安全運転を心がけたらこれだけで大成功ですね。

 2012年もセーフティチャレンジが開催すると思います。その際は全職員で参加したいと思います。みなさんの職場でも参加してみませんか。

 

                                                                             21チーム分の参加賞です↓

sefu.jpg医療法人社団 三成会
南東北春日リハビリテーション病院
事務村上


出前講座「腰痛や肩こりに効果的な運動」を開催しました

2012.03.17(土)

 当院理学療法士の服部氏が、3月9日に須賀川市畑田にある福祉施設、いわせ老人福祉センターにおいて『腰痛や肩こりに効果的な運動』の演題で、市の在宅福祉サービスをご利用されている方々を対象に出前講座を行いました。国民病とも呼ばれる腰痛、五十肩などの肩こりに起こる症状についてスクリーンを使ったスライドショーや、実演での解説を行い、皆さんに大変関心を持っていただきました。

 普段は、各地区の集会所などで、比較的に外出意欲の高い方々へこういった健康講座を開催する機会が多く見受けられましたが、今回は、在宅福祉サービスをご利用の60歳以上のお一人暮らしで閉じこもりがちな生活をされてる方にも多数ご参加をいただきました。足を運んでいただいてありがとうございます。

 終わりに、今回の講話で閉じこもりが少しでも解消され、外出意欲や交流の機会が増えるきっかけとなれれば幸いです。

南東北春日リハビリテーション病院
健診係
会田

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 「医療を通じ、地域住民の健康づくりへの貢献をめざします。」の理念のもと、当施設では、須賀川市内、岩瀬郡、石川郡管内の公民館や集会所に出かけて行う「出前講座」を推進しております。講演者は当施設に勤務する医師(内科・脳外科)、リハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)、管理栄養士、介護支援相談員(ケアマネージャー)などの専門職員があたっております。
もちろん料金はいただいておりません。医療や介護・栄養相談・健康相談なども行います。人数や場所に関係なく「出前講座」を行います。講座のテーマについてもご相談ください。講座開催ご希望の方はお気軽にご連絡下さい。お待ちしております。

≪申し込み・お問い合わせ≫

医療法人社団三成会
南東北春日リハビリテーション病院 (健診係)
TEL 0248-63-7299 FAX 0248-63-7265


ご注意!! 忘れ物が多くなっております!!

2012.03.16(金)

当施設において忘れ物が多くなっております。
先週までは寒い日が続いていて、手袋等の忘れ物が目立っています。
暖かくなるとタオル・ハンカチ類の忘れ物が多くなります。

お帰りの際には今一度ご自分の身の回りの物を確かめてからお帰りください。
私もよくやってしまうのですが、急いでいたりすると忘れやすくなります。
急いでいる時こそ一呼吸おいて行動してみてはいかがでしょうか。

医療法人社団 三成会
南東北春日リハビリテーション病院
事務 村上

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あったかお鍋でからだもぽかぽか

2012.03.16(金)

nabe_01.jpg2月の終わりに、寒い時期には欠かせない寄せ鍋とすき焼きの鍋パーティーを利用者さんと一緒に行いました。
白菜とねぎ、大根のざくざくと切れる音がみずみずしく、利用者さんも昔のことを思い出し慣れた手つきで準備していきます。久しぶりの食事作りに、利用者さんも笑顔になりました。寄せ鍋には大きなえびやしいたけが、いい出汁となり食欲をそそり、すき焼きはおいしそうな霜降り牛肉を野菜と一緒に卵で絡めて食べました。箸がどんどん進み、心もからだもぽかぽかあったまりました。
一生懸命ねぎを切っていた利用者さんは、「ねぎを切るのは大変だったけど、あったかくておいしい」と笑顔で話しをされていました。また寄せ鍋のおかわりをたくさんしていた方は「まだまだ食べるぞ」と笑いながら話していました。あったかいお鍋を食べて風邪をひかずに、春を迎えたいと思います。

nabe_02.jpg3西 広報 熊坂


ひな祭りに合わせて折り紙で「ひな人形作り」

2012.03.12(月)

 女性にとってはいつまでも特別な日だと思います「ひな祭り」。老健施設の各ユニットで、女性の利用者さんを中心に折り紙のひな人形を作りました。見本を見ながらの作成で、ひな人形の顔に特徴があります。「水色の折り紙とって」「黒ペン取って」など、ひな人形作りに夢中になっていました。出来上がりにはみなさん満足そうな顔で非常にいい笑顔でした。その後にはおいしいデザートを食べながらひな祭りを楽しみました。
 季節ごとに行う行事に熱心に取り組んでいる利用者さんが多くて職員としてもやりがいを感じることのできた1日になりました。

 

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今日の献立 〜病院食のレシピ紹介〜 「春の芽吹き弁当」

2012.03.08(木)

今日の献立 〜病院食のレシピ紹介〜

平成24年3月6日(火)昼食 「春の芽吹き弁当

 3月5日は啓蟄。冬眠していた虫が暖かさを感じて穴から出るころです。春の訪れですね。そこで今日は春の食材を使った”春の芽吹き弁当”を実施しました。

たけのこ御飯やたらの芽の天ぷら、魚は春という字がつく鰆(さわら)を使用しました。かまぼこは調理師さんが蝶々型に切ってくれました。入院されている患者さんに少しでも春を感じて頂けたかなと思います。

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〜春の芽吹き弁当〜
・たけのこ御飯
・春の天ぷら(たらの芽、アスパラかき揚げ)
・鰆西京漬け、卵焼き
・お浸し(菜の花)、しば漬け、かまぼこ
・桜ねりきり、果物
・お吸い物

  〜栄養価〜 
エネルギー 757 Kcal 
たんぱく質     28.8g 
脂質        22.1g 
塩分         3.8g 

管理栄養科


院内トピックス 老健施設(3F)に「ミドリフグ」

2012.03.07(水)

老健施設の3F東(ひまわりユニット)の水槽に悠々と泳いでいるのは金魚かと思いきや「ミドリフグ」です。

ミドリフグを調べてみると、主にマレーシア半島・タイ・フィリピン等、東南アジアの汽水域〜海水域に生息する小型種のようです。飼育の難易度は初心者には難しいようなことが書かれていました。

職員に話を聞いてみると、震災の影響で以前飼育していた魚が死んでしまったので、その後ミドリフグを飼育したそうです。飼育してもうすぐ1年になります。他のユニットでは金魚を飼育しています。金魚は長生きです。

遠くから見るとミドリフグ本当にきれいです(近くでみるとキレイよりはかわいいです)。心和むミドリフグの紹介でした。

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南東北春日リハデイ石川でヨーガ・セラピーを体験!!

2012.03.06(火)

yoga_120301_5.jpg 当院では一般開放でお馴染みとなっております、ヨーガ・セラピーを「南東北春日リハデイ石川」で利用者さん対象に行いました。当院で毎月2回お世話になっているヨーガ療法士の畑先生にボランティアとして石川に足を運んでいただきました。先生も新しい施設に是非行ってみたいという事で楽しみにしていたようです。

 本日のヨーガ・セラピーに参加いただく利用者さんは12名で、ヨーガを体験するのはみなさん初めてでどのように行うのか楽しみにしていました。畑先生の話では「ヨーガ・セラピーを体験すると、脳も筋肉も使うし、免疫も上がります。」とのことに利用者さんだけではなく、職員も真剣に先生の話を聞いて参加しました。

 利用者さんの状態に合わせて椅子に座ったままで、ゆったりとした呼吸に合わせて腕を伸ばしたり、両手で押し合うなどのアイソメトリックの動きも無理なくできました。また自分のお腹をさわって呼吸を意識して感じる事が出来ました。普段呼吸を意識して生活を行う事などしていないのでとても新鮮な感じでした。最後に瞑想法も体験し、利用者さんからは「気持ちよかった」「肩が楽になった」「またみんなでやってみたい」等の感想をいただきました。利用者さんとリハデイ石川の職員にも好評でしたので今後も継続して行いたいと思います。

 

yoga_120301_4.jpg医療法人社団三成会
南東北春日リハビリテーション病院
事務 村上


ワンポイントリハ 病棟レクリエーション体操

2012.03.03(土)

病棟での使用しているレクリエーション体操があります。お馴染みのはるちゃんに合わせて体操をしています。みなさんもはるちゃんに合わせて体操してみませんか。

 

1.深呼吸

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2.腕ふり 

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3.グーパー

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4.グーチョキパー

4-グー.jpg  6-チョキ.jpg  5-パー.jpg


5.肩回し

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6.首回し

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7.足踏み

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8.足伸ばし

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9.深呼吸

1-深呼吸.jpg  2-深呼吸.jpg

おしまい

PDFファイルはこちらになります(PDF 359KB)


ワンポイントメディカル ヒートショックにご用心!!

2012.03.01(木)

heat_01.jpgヒートショックとは、急激な温度変化により体が受ける影響のことです。
冬の節電で暖房の使用も増え、急激な温度変化が体に負担を与える「ヒートショック」は、心筋梗塞や脳卒中の原因ともなります。特に高齢者は寒さを我慢せずに、室内寒暖差を少なくする工夫が必要とされます。
ヒートショックは、リビング・浴室と脱衣所・トイレなど、温度変化の激しいところを移動すると、体が温度変化にさらされ血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞などにつながる恐れがあります。少しの工夫家庭内のヒートショックを防ぐことができます。

ヒートショックはどんな人に起こりやすいのか?
ヒートショックを全ての人が起こすわけではありません。では、どのような人にヒートショックが起こりやすいのか?といえば、以下のような人に注意が必要です。
□65歳以上
□高血圧、糖尿病の人・動脈硬化のある人
□肥満気味の人、呼吸に問題がある人(睡眠時無呼吸症候群など)、不整脈がある人
□浴室に暖房設備がない
□一番風呂に入る
□熱いお風呂が好き
□飲酒後にお風呂に入る
この中でも、高齢者と高血圧や糖尿病の人・動脈硬化のある人は、ヒートショックの影響を受けやすいので注意が必要です。また、高齢者の場合、血管がもろくなっているうえ、血圧の上昇幅が大きく脳出血などを起こしやすくなるので、高齢になるとヒートショックの影響も大きくなり注意が必要です。

heat_02.jpgヒートショックの原因
ヒートショックを起こす原因は屋内の温度差です。
暖房の入っている部屋で温められていた身体が、暖房のないトイレや廊下に行くとその温度差によって、血圧の変動や脈拍の変動を起こして心臓により多くの負担をかけてしまいます。このように屋内の温度差が、ヒートショックを起こす大きな原因となっています。
特に、浴室に暖房設備の設置が少ない日本の冬の浴室は、ヒートショックが起こりやすく、冬のトイレもヒートショックが起こりやすい場所になっています。


ヒートショックの予防ポイント
室内の温度差を少なくし、ヒヤッと感じる場所をなくす。


冬の入浴時の注意ポイント
●脱衣室と浴室を暖かく 
脱衣所が寒い場合は、暖房器具を置き脱衣所を暖めて浴室との気温差を減らします。
浴槽にお湯が溜まっている場合、風呂に入る前にしばらく浴槽のフタを開けて浴室の温度を上昇させたり、入浴時にシャワーで洗い場を流すと湯気で浴室内が暖まります。また、浴室の床にマットやスノコを敷いておくことも効果的です。
シャワーで高い位置から浴槽にお湯を溜めることで、シャワーの蒸気が浴室の温度を効率よく上昇させ、浴室内全体を早く温めることができます。

heat_03.jpg● 風呂の温度は、38度〜40度くらいの低めに設定
入浴温度42〜43度の熱い湯は、心臓にかなりの負担がかかりとても危険です。
38度〜40度くらいの低めのお風呂に入るようにしましょう。
入浴温度41度以上になると、浴室事故での死亡者が増加する傾向にあります。

● 高齢者や高血圧の人一番風呂を避ける。 
入浴の際に、一番風呂はまだ浴室が温まっていないのでヒートショックを起こしやすい場所になっています。高齢者や高血圧の人は一番風呂を避け、家族が入ったあとの浴室内が温まったときに入浴するようにしましょう。

室内の温度差によるヒートショックに注意して、無理のない節電をしていきましょう!

<記事提供>
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
http://www.kaigo-hiwada.com/


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