院内トピックス!! 「第25回市民健康教室のお知らせ」
2009.12.25(金)
平成22年1月23日(土)、「認知症予防について」をテーマに地域の皆さんを対象とした、第25回市民健康教室を開催します。参加希望の方は会場までご案内しますので、当日受付にてお声をかけください。
たくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。参加費は無料です。
【第25回市民健康教室】
○ 日 時 平成22年1月23日(土)午後2時〜3時30分 ○ テーマ 「認知症予防について」 ○ 講 師 作業療法士 阿部英人 ○ 場 所 南東北春日リハビリテーション病院 5階会議室 ○ その他 健康チェック(骨密度、血管年齢、血圧、体脂肪測定) ※テーマが変更になる場合があります。ご了承ください。
院内トピックス!! 「両立支援プロジェクトがスタートしました」
2009.12.18(金)
当法人は「仕事と家庭の両立」ができる働きやすい職場環境をつくるため、両立支援企業としての行動計画を策定し、福島労働局に提出しました。
一般事業主行動計画とは? 次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ、育成される環境整備を進めるため、平成15年7月、「次世代育成支援対策推進法」が成立しました。この法律に基づき事業主にも労働者が仕事と子育てを両立させ、少子化の流れを変えるための次世代育成支援対策のための行動計画を策定することが、100人以上の企業において平成23年4月1日以降義務化されます。行動計画には、(1)計画期間、(2)目標、(3)目標を達成するための対策とその実施時期の3つを定めなければなりません。
≪当法人の行動計画≫
(1)計画期間…平成21年9月1日〜平成24年8月31日
(2)(3)目標と対策 目標<1>…子どもの出生時における父親の休暇取得の促進 対策…平成21年9月〜職員へのアンケート調査 平成21年10月〜各部署責任者・役職者への研修会の実施 平成21年11月〜広報誌等による職員への周知徹底
目標<2>…育児休業終了後に現職に復帰できるよう休業取得者の代替要因確保 対策…平成21年10月〜各部署責任者・役職者への研修会の実施
目標<3>…年次有給休暇の取得の促進 対策…平成21年9月〜職員へのアンケート調査、検討開始 平成21年10月〜各部署責任者・役職者への研修会の実施 平成21年11月〜広報誌等による職員への周知徹底 平成21年12月〜年次有給休暇付与検討
≪当法人の取り組み状況(現在実施中)≫
・育児休業者の復職復帰に向けたプログラムの整備 ・育児休業者の代替要員を産休からの代替確保 ・扶養手当、託児補助金制度
10月19日、初めての両立支援プロジェクト会議が開催され、今後の自分自身のあり方について活発なディスカッションが展開されました。性別や年齢には関係なく、職員が持っている能力を十分に発揮できる職場環境の整備のため、今後も毎月会議が開催されます。
両立支援のひろば http://www.ryouritsushien.jp/index.php
当法人の企業データ(両立支援のひろばホームページより) http://www.ryouritsushien.jp/search_dtl.php?cn=1652&pg=0&n=&k=&s=&m=&w=&b=14&l=&p=7
当法人の一般行動計画(両立支援のひろばホームページより) http://www.ryouritsushien.jp/planfile/2009090811111634_1.doc
「いきいき介護予防!!」 地域支援事業についてのご案内
2009.12.07(月)
春日老健通所リハビリテーションでは、須賀川市より委託を受け、元気な高齢者がなるべく要介護状態にならないようにするための取り組みとして、ご自宅への送迎付き運動教室を行っています。対象となる方は、要介護認定を受けていないものの、要介護状態になる恐れの高い方(特定高齢者)です。運動教室の内容としては、マシントレーニングを中心とした運動プログラムを週に2回、3ヶ月間実施し、体力面や日常生活面などでの変化があったかなどをチェックしております。当事業は平成19年よの開始し、現在までに65名の方が参加されています。参加された方々は、最初のうちは緊張した様子ですが、終了する頃には参会者同士で大変楽しそうに運動に取り組まれています。また、運動教室を終了された方を対象としたOB会も週に1回開催しております。高齢者の方々がいつまでも元気な暮らしを送る事ができるように、そのお手伝いをしていきたいと考えています。
当事業所に関するお問い合わせは、当施設「春日リハビリテーションケアセンター通所リハビリテーション(TEL 0248-63-7327)」または須賀川市高齢福祉課(TEL 0248-88-8117)までお願いします。
介護教室【入浴介助について】
2009.12.05(土)
入浴は身体の清潔を保つだけでなく、血行が良くなり、気分転換にもなりますので、精神的なリラックス効果も望めます。要介護度や身体のコンデションにより、人それぞれ入浴介助の方法も変わってきますが、介助する側にかなりの労力が必要になるため、ご家族の協力はもちろんのこと、介護制度を有効に活用して無理のない介助を心がけましょう。
【風呂場の環境について】 ・特に冬場の脱衣場・浴室内の温度調整に配慮しましょう。 ・浴槽周辺に手すりを設置しておくと、安全性が高まります。 ・浴室、浴槽内はすべりやすいので、すべり止めマット等を敷きましょう。
【入浴前に注意しておきたいこと】 ・血圧、脈拍数、体温など体調に異常がないかチェックしましょう。 ・できるだけ排泄を済ませておきましょう。 ・空腹時や食事直後に入浴は避けましょう。 ・急な温度差は危険ですので、脱衣場や浴室を適温に調整しておきましょう。
【入浴中に注意すること】 ・湯かげんは事前にチェックしておきましょう。 ・入浴は15分程度、つかるのは5分程度にとどめておきましょう。 ・体調の変化には十分注意をはらい、気分が悪くなったりした場合は、すぐに出ましょう。 ・心臓へ負担がかからないよう、ぬるめのお湯に胸の下あたりまでつかりましょう。 ・麻痺の方の介助では、麻痺側から介助し、浴槽へは麻痺のない方から出入りしましょう。
【入浴後に注意すること】 ・入浴後は素早く身体を拭き、衣類を身に付けてもらい湯冷めしないようにしましょう。 ・脱水状態にならないよう、必ず水分補給しましょう。 ・爪がやわらかくなっているので、爪切りをしたり、耳そうじをするのも良いでしょう。
【入浴が困難な場合は、下記のような方法があります】 ・手浴…お湯を入れた洗面器を用意して手を洗います。 ・足浴…お湯を入れた洗面器に足を入れて洗います。 ・シャワー浴…入浴より体力の消耗が少なく、足元から上に向けかけていきます。
(小春日和 第60号より)
院内トピックス!! 広報誌「小春日和」第60号を掲載しました
2009.12.04(金)
当施設が毎月発行しております広報誌「小春日和」の第60号(11月発行)を掲載しました。
広報誌一覧(過去の広報誌もご覧になれます)
≪pickup!!≫新型インフルエンザについて インフルエンザは普通のかぜ(普通感冒)と誤解されますが、ウイルスの種類が異なり、高熱がでるだけでなく、場合によっては重症化、合併症をも引き起こす恐れのある感染症です。今年4月にアメリカ・メキシコで確認された新型インフルエンザは現在、日本で本格的な流行に入っています。日頃から手洗い、うがいなどの予防を心がけ、症状が出た場合に備え、事前にかかりつけの医師に受診方法を相談しておきましょう。
【新型インフルエンザ】 季節性インフルエンザと類似した症状で、ほとんどの人は比較的軽症のまま数日で回復しています。しかし多くの人に免疫がなく感染力も強いことから流行規模は大きくなると予測されています。感染患者は10代以下が多く、高齢者は少数であること、入院患者の半数弱は糖尿病や喘息などの基礎疾患がある患者さんであることも大きな特徴です。
【感染経路】 通常飛沫感染です。感染者の咳やくしゃみなど、ウイルスを含んだ粒子が飛散して、他人の鼻や口の粘膜に付着することによって起こります。また、ウイルスに感染した手で眼や鼻、口などに触れることにより、粘膜、結膜などを通じて感染する接触感染も考えられています。
【症状】 突然の高熱、咳、関節痛、全身倦怠感、頭痛、くしゃみ、鼻水などで季節性インフルエンザと似ています。ほとんど軽症で回復しますが、持病がある方は、治療の経過、管理状況で重症化するリスクが高くなります。
※インフルエンザのハイリスクとなる持病 慢性呼吸不全、慢性心疾患、糖尿病などの代謝性疾患・腎臓機能障害・ステロイド内服による免疫機能不全
※インフルエンザか重症化するすることがあると報告されている方々…妊婦、乳幼児、高齢者
【治療】 タミフルやリレンザといった抗インフルエンザウイルス薬が期待されていますが、確実なものではありません。
【予防対策】 (1)手洗い(可能な限り頻回に行います。石鹸を使い、最低15秒以上洗いましょう) (2)うがい (3)咳エチケット(くしゃみ、咳をする時はティッシュやハンカチで口を覆いましょう) (4)マスクやゴーグルの使用 (5)適度な湿度を保つ(湿度60〜70%) (6)十分な栄養と休養をとる (7)人の集まるところへの外出は、できるだけ避ける。
【ワクチンについて】 新型インフルエンザ感染拡大防止に、ワクチンは有効な手段ですが、新型インフルエンザに対しては、毎年接種されているワクチンの効果は期待できません。新たなワクチンが必要です。
この他、イベントニュース・介護教室を掲載しております。小春日和第60号、ぜひご覧下さい!
栄養だより!! 病院・老健の食事のご紹介
2009.12.03(木)
すっかり秋らしくなってきました。秋は実りの秋。お米やおいも、栗やきのこなどが収穫されますね。今回は秋の味覚、さつまいもを使ったきんつばを紹介します。きんつばはホットプレートやテフロンのフライパンで簡単にできるおやつです。さつまいもは太くずっしりと重みのあるもので、皮のツヤがよく、表面にデコボコが少ないものを選ぶのが、おいしいさつまいもを選ぶポイントです。
≪いもきんつば(材料12個分)≫ ・さつまいも…600g ・砂糖…80g (皮の部分) ・薄力粉…75g ・白玉粉…15g ・水…180cc ・砂糖、塩…少々
≪作り方≫ (1)さつまいもは皮をむき、水にさらしてアクをぬく。 (2)ボールに皮の材料を入れ、泡立て器でダマができないように混ぜ、こし器でこし、ラップをして30分休ませる。 (3)さつまいもをやわらかくなるまで茹で、つぶして砂糖を加える。 (4)ラップを敷いたバットに(3)を敷きつめ、ラップをかけて冷蔵庫で冷やし固める。 (5)(4)のいもあんを12等分に切り分ける。 (6)(2)の生地をサッと混ぜて(5)のあんを持ち、一つの面に衣をつけて焦がさないようにフライパンで焼く。同様に残りの面も焼く。
(管理栄養科 有我三千代)
介護教室【パンツ・オムツの選び方】
2009.12.02(水)
≪尿量が少ない〜中くらい≫ 漏れる量がほんのちょっとだけという場合は、「失禁パンツ」がおすすめです。トランクス・五分丈などをはじめ、いろいろなタイプがあるので、状態に合わせて選べます。しかし失禁パンツだけでは心配だという場合には、尿取りパットとの併用をおすすめします。パットの種類も豊富で、自分の状態に合わせて使いわけられます。さらに吸水性をもっと重視したい場合は、防水パンツがいいでしょう。たっぷりと吸収するので、尿量が多くなっても安心です。また、失禁パンツは使いたくないという方には、手持ちの下着に尿取りパットを合わせることもできます。
≪尿量が中くらい〜少し多い≫ 漏れる量が少し多い場合には、たっぷり吸収してくれるパンツタイプの「はくオムツ」がおすすめです。ギャザー入りなので、からだにしっかりフィットして、漏れを防ぎます。
≪尿量が多い≫ 尿量が多い場合には、吸収部分に尿を固めるポリマーが内蔵されている「はくオムツ」や「開閉式オムツ」がおすすめです。開閉式オムツは、オムツカバーと紙オムツが一体になったもので、からだに合わせて両サイドをテープで止めるタイプなどがあります。
(小春日和 第59号より)
医療法人社団 三成会 介護老人保健施設 春日リハビリテーション・ケアセンター
院内トピックス!! 広報誌「小春日和」第59号を掲載しました
2009.12.01(火)
当施設が毎月発行しております広報誌「小春日和」の第59号(10月発行)を掲載しました。
広報誌一覧(過去の広報誌もご覧になれます)
≪pickup!!≫胃の健康診断 当院でも多くの方が、健康診断のために来院しております。胃の透視やカメラも一緒にと希望されて受ける方も多くいらっしゃいます。今回は、胃の透視とカメラのそれぞれの長所と短所についてお話したいと思います。
*胃の透視(バリウム検査)…胃潰瘍や進行癌などの形が大きく変化する病気では、どちらの検査でも簡単に指摘できますが、胃下垂や胃の壁を這うように広がる癌、食道・胃の食物の通りの良さを見るには、バリウム検査が優れています。 【長所】 ・胃の全体の形がわかる ・胃下垂、胃の伸びやすさがわかる ・食道、胃の動き、食べ物の通る様子がわかる 【短所】 ・バリウムがまずい(昔よりは飲みやすくなっています) ・胃の検査後、腸の中でバリウムが固まり便秘が起こりやすい ・下剤服用により、腸のバランスが崩れ下痢に傾く傾向あり
*胃カメラ(内視鏡検査)…胃炎などで粘膜の色調の変化を見る場合、組織検査が必要な場合に適します。 【長所】 ・胃の粘膜の色がわかる(診断する時の大きな助けとなる) ・組織検査が可能 【短所】 ・嘔吐反射による苦痛
【経鼻内視鏡と経口内視鏡のちがいについて】 軽鼻・経口内視鏡ともに、見える範囲は、胃・十二指腸の途中までで変わりはありません。嘔吐反射を誘発する部位に内視鏡があたりにくいため、経鼻内視鏡の方が楽ですが、内視鏡的止血術や治療内視鏡は、経鼻内視鏡では一般的に行いません。また、経鼻内視鏡は画素数が少なく、遠景に弱いので、ざっと見では、小さな病変は見逃される可能性があります。検査時間はほとんど同じですが、検査前処置は経鼻内視鏡の方がかかるでしょう。
また、次に該当する方は病気の早期発見のためにも、一度は胃の検査を受けてください。 ・健診等で要精密検査が出た方 ・胃痛、胸やけ、むかつき、もたれなど胃の症状がある方 ・腹痛、食欲不振、吐き気、嘔吐のある方 ・貧血のひどい方 ・体重が急激に減少した方
上記のような症状以外にも胃に気になる症状がある方は検査を受けてください。また40歳以上の方は、症状がなくても1年に1回は検診をお受けになることをお勧めします。
※胃カメラ検査は予約制になっております。検査について、わからないことやご心配事などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
<予約・お問い合わせ> 南東北春日リハピリテーション病院 TEL 0248-63-7299
この他、イベントニュース・介護教室・栄養だよりを掲載しております。小春日和第59号、ぜひご覧下さい!
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