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出張スタジオに行ってきました★

2017.07.26(水)

石川地方身体障がい者福祉会主催のリーダー研修会にて、メディカルフィットネスさくらの出張スタジオに行ってきました。
今日のテーマは、「自分の健康は、自分で守る」!

病気になったらお薬で治そう、ではなく、ならないためにどうするか(予防医学)を解説させていただきました。

講師はメディカルフィットネスさくらの理学療法士&栄養コンシェルジュの坂本英樹です。

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人間の身体を健康に保つ大きな柱は、水分・体温・栄養の3つの柱が重要とされています。

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■水
臓器は24時間水を燃料に動いているので、1日あたり少なくとも2Lは水を飲みましょう。
水分摂取のコツとしては、一気に飲むのではなく、こまめに摂取することです。

■体温
皆さんの平熱は何度ですか?健康的な平熱は36.5〜37.0度だそうです。
35℃代の場合、血流量が低下したり、血圧が上昇したり、自律神経の働きが低下して様々な不調を引き起こします。
体温を高く保つには、冷たいものを避け、良く運動し、食生活の乱れを直すことが大切です。

■栄養
腸内環境を整えことを意識しましょう。
善玉菌を元気にさせる、食物繊維や発酵食品をよく摂取し、適度な運動も大切です。

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これら3つの柱を上手に保てば、病を根っこの部分から予防することができます。

講演終了後には活発に意見が飛び交い、充実した出前講座となりました。

当院では、無料で講師を派遣し、出前講座(出張健康教室)を行っています。
ご興味ある方は、以下のページをご覧ください

http://www.kasuga-rehabili.com/csr/demae.html

 

 

 

 


くるみの木こども園にてママフィットネス★

2017.07.25(火)

くるみの木こども園併設の子育て支援センターにて、メディカルフィットネスさくらのスタッフが行うママフィットネスが行われました。
毎日の家事・育児でなかなか自分の身体のことを顧みるときが無いお母さん方の健康管理に、少しでも寄与できればと始まりました。

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まずは妊娠中なぜ太りやすいか、そして産後どうして体系が戻りにくいかの解説をさせていただきました。

妊娠中はお子さんに栄養を与えるため糖分の摂取量が増え、産後もその食生活が継続してしまうことが多いんだそう。
また妊娠中・産後ともに、運動量がとてもおちるためなんだとか。

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5分ほどのスライド解説の後は、実際に身体を動かしました。

お母さんの足にお子さんの足をのせて歩く運動や・・・

お子さんをお腹に乗せて足を上げる運動(結構これが大変!)・・・

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おんぶして屈伸運動など、お子さんと楽しめるフィットネスを次々やっていただきました。

参加したお母さんからは、「身体を動かすいい機会になった」「ボールなど使用して、子どもも楽しめたと思う」など嬉しい感想をいただきました。

いつもの出前講座ではご高齢の方を対象に講演することが多いため、終始お子さんのパワーに圧倒されつつ・・・私たちスタッフにとっても新鮮で楽しい時間となりました。


健康づくり優良事業所2017に認定されました

2017.07.25(火)

この度当施設が、健康づくり優良事業所2017に認定され、表彰を受けました。健康づくり優良事業所とは、健康事業所宣言をした事業所様の中から、従業員の皆様の健康づくりに関して積極的に取り組んでいる事業所に対して行う認証です。

 

当施設は、従業員の仕事と家庭の両立に向けた環境づくりを継続的に行っていることや、当病院併設のメディカルフィットネスの利用を促して社員の運動を推進していることなどが評価されました。

 

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いきいき友和会による演奏の慰問

2017.07.12(水)

いきいき友和会の皆さんが、慰問に来てくださいました!

いきいき友和会の皆さんは、鳴子体操やトーンチャイムの演奏、フラダンスなど、それぞれの特技を持ち寄った大きな慰問団体で、郡山を中心に活発に活動を続けていらっしゃいます。

毎週2回集まって事前練習するなど、大変熱心な皆さんです。

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まずはトーンチャイムの演奏から。
トーンチャイムとは、筒状の手持ちの楽器で、繊細だけど力強い、澄んだ音色の楽器です。
ひとつの音につき1本なので、ひとりでは演奏できず、みんなの力が必要なのも特徴です。

「上を向いて歩こう」や、「荒城の月」など3曲を披露していただきました。

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利用者の皆さんにもトーンチャイムが配られ、みんなで演奏もしました。

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そして「好きになった人」の踊りや、

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「きよしのズンドコ節」を鳴子に合わせて踊っていただきました。

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最後は利用者の皆様と大合奏♪
「あんたがたどこさ」に合わせて、楽しく鳴子を鳴らしました。

難しくないから、利用者の皆さんも思い思いに楽しく参加していました。

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最後は利用者の方から、「生きる励みをありがとうございます」とあいさつがありました。
いきいき友和会の皆さんの慰問は今回で3回目ですが、皆さんそれぞれ、とても楽しんで慰問をしている様子が伝わってきて、その輝く姿にとても元気をもらえます。

いきいき友和会の皆様、ありがとうございました!


パーキンソン病のリハビリ 改善するリハビリのポイント

2017.07.04(火)

パーキンソン病のリハビリについて
 

1.パーキンソン病とは

 パーキンソン病とは、脳の中の黒質というところにある神経細胞が減ることにより、ドーパミンが減少するために起こるものです。
ドーパミンは、運動を円滑に行うように脳からの指令を筋肉に伝える神経伝達物質のひとつです。
症状としては、片側の手や足が何となしにふるえる、動きがのろくなって鈍くなる、歩き方が遅くなる、なんだか足がつまずきやすくなった、などという症状が主として現れます。
パーキンソン病は50歳以降に発症することが多く、徐々に進行し、寝たきりになることも少なくありませんが、リハビリで多くは改善に向かうといわれています。
適切な服薬管理とリハビリにより、病気の進行を遅らせ、より長く自宅での生活を送ることが出来ることが知られていて、パーキンソン病にリハビリは欠かせません。


症状を大きく分けると、
1)振戦(手足のふるえのこと)
2)無動(動作がのろくぎこちない)
3)固縮(手足の筋肉が硬くなる)
4)姿勢反射障害(バランスがとれず、転びやすい)
の四つに分けられます。
 
これらが、四大パーキンソン症状といわれるものです。
他に立ちくらみ、頑固な便秘、頻尿などの自律神経症状がみられることがあります。
症状が進んでくると、意欲が低下したり、幻覚、妄想などの精神症状、認知症状が認められたりすることもあります。

 
2.パーキンソン病のリハビリは?
基本的には投薬の治療が基本になりますが、出来るだけ早期から薬物療法と平行してリハビリテーションを行うことが大事です。
内容としては、身体の関節が固くならないようにするための関節可動域訓練、歩行時や立位時の転倒を防ぐためのバランス訓練、歩行時の足の振り出しを行いやすくするための訓練、行いにくくなった日常生活動作(食事、トイレなど)を獲得するための動作訓練などを行います。
症状によっては発語練習も併せて行ったりします。
自宅で行う際は、身体の部分で固くなってきたと感じる部分のストレッチや、新聞等で作った棒を利用した棒体操など、全身を大きく動かしたり、身体をひねったりするストレッチ・体操が有効です。
パーキンソン病の場合、症状の進行を予防しながら日常生活において困難になってしまった動作を再び行いやすくしていくことがリハビリの主目標になります。

 

 



3.具体的リハビリのポイント

―身体の柔軟性維持と拡大のためにー

パーキンソン病の患者さんでは、特に体をねじる動作や股関節・膝関節を曲げることが行いにくくなることが多いです。
各関節で動かせる範囲内で、自分でできるだけ関節を動かすことが大事です。
体の柔軟性を保つため、立位または坐位にて体をゆっくり前後に曲げたり伸ばしたり、体をゆっくり左右にひねったりが有効です。


―姿勢バランス訓練―

 歩行時の前かがみの姿勢に対しては、両手を挙げて壁などにつきながら、背のばしの姿勢をとるとよいでしょう。
また1日1回はうつぶせの姿勢をとることも、前かがみの姿勢を改善させるのに有効です。
また、床上での四つ這いや片足立ち等も有効です。
立位でのバランスが比較的良好な方は、歩行練習の前に片足立ち、つま先立ち、かかと立ちなどの練習を行います。

―基本動作訓練―

 あおむけに寝た姿勢での骨盤ひねり、寝返り動作や寝ているところからの坐位、坐位から立位への移行動作などの基本動作訓練も患者さんによっては必要になります。
たとえば立ち上がりの訓練は、足を手前に引き、体を前にたおしながら、肘掛けや座面を押すように立ち上がる動作を行います。
介助者が前方または後方から介助してみるのもよいですが、前方に机を置いて立ち上がりの練習してみるのもよいと思います。


―歩行訓練―


歩行の練習をする前にまず注意することは、スリッパは転倒しやすいのでリハビリシューズなどのかかとの付いた靴を履くことと、床面周囲の障害物を取り除き環境整備をすることが大切です。
歩行練習としては、歩行開始時に”イチ、ニ、イチ、ニ”と声を出すようにして、リズムをつけながら足踏みをすると足が出やすい場合があります。次に左右どちらかの足に決めて、その足を挙げてから、「せーの」で一歩目を踏み出すようにします。
さらに床に約30cm間隔でラインを引いて、これを目標に歩くと、歩きやすくなる場合があります。
歩行時のコツとしてはできるかぎり歩幅を大きくとりましょう。
また、手の振りを大きくし体をひねるのを意識しながら歩きます。
すくみ足、前傾姿勢が著しく目立つ時は、歩行器、車椅子を押しながら歩行します。
介助者が前方から両手を支え引く形で歩行練習を行うのもよいでしょう。

 
 
4.パーキンソン病の自主訓練について

1)ゆっくりと息を吐きながら身体を前方に曲げます。

指先を無理に床に付けようとしなくてもよいです。自分の届く範囲で無理なく行いましょう。



2)ゆっくりと身体を後方にそらします。背中を伸ばす意識で行うとよいでしょう。

前方に曲げる運動と合わせて20回くらいが目安です。



3)左右に身体をひねります。これも息をはきながらゆっくりと行います。

左右合わせて20回くらいが目安です。



4)歩行時に特に姿勢が前かがみになってしまう方は、壁に両手を付けて背中を伸ばす運動を行うとよいでしょう。

10秒伸ばしを5回くらいが目安です。



5)あおむけに寝ている状態で骨盤(下半身)をひねります。上半身はなるべく天井の方をみます。

ひねった状態で、息を吐きながら10秒保ちます。



6)特に一歩目が踏み出しにくかったり、足がすくみやすい方は、床にラインを引き、それをまたいで歩く練習を行うのがよいでしょう。足が振り出しやすくなる場合があります。

棒を目標物として置いたりするとつまずく危険があるので、テープ等を貼るのがおすすめです。


 
 
 
 
5.パーキンソン病対応のパワーリハビリテーション

高齢者の介護予防・介護量軽減・自立支援のための手法として考案されたのがパワーリハビリテーション(以下パワーリハ)です。
特徴としてはマシントレーニングを行うことですが、準備体操→ストレッチ運動→マシントレーニング→整理体操の一連の運動をパワーリハと言います。
当院では、パーキンソン病の方に合わせたパワーリハも行っております。

 パワーリハは老化による体の弱りを活動力を高める事で、行動変容(歩くのが早くなる、畑仕事を始める)を起こす事が最終目的で、筋力強化とは全く違うものです。
当院では、6種のマシンを使用し、脳血管障害などの中枢神経疾患の方、 骨折や変形性関節症などの整形疾患の方、体力増強が必要な方、パーキンソン病等の方を対象にパワーリハを行っています。
パワーリハは普段使っていない筋肉を軽い負荷の中で動かす事で、腰・膝の痛みが緩和・軽減、認知症状の緩和・改善、パーキンソン病等の神経難病の進行遅延・改善、脳梗塞後遺症後の動作能力の改善などの効果があります。
しかし、全員に効果があるわけではありません。
あくまでも、リハビリ方法の1つです。
適切な評価をし、効果が期待できるか、また、正しい知識・運動方法で行う事が大切です!!

筋力強化トレーニングは、原則として健康な人に対して行うトレーニングで、筋力を増強させることを目的に強い負荷(最大筋力の60%)で運動を行います。
筋線維や筋細胞を破壊して再生するために高齢者にはリスクが高い上、頚椎圧迫骨折の危険性、バルサルバ反応による脳梗塞や心筋梗塞の危険性も伴います。
強い負荷でのトレーニングでは、どうしても脱落者は増え、高齢者の不安も高まります。
一方、パワーリハは、虚弱、要介護者を対象として、軽い負荷をかけ、普段使われていない、眠っている筋群を呼び起こし、神経と筋肉が協調した行動をとれるようにするもので、結果的に筋力の向上につながることもあります。
また、有酸素運動であるため、爽快感をはじめ、うつなどに有効な神経系物質分泌も得られます。

 

以上、パーキンソン病のリハビリについて解説してきました。これらのリハビリや自主訓練は、自分や家族の判断で行うのではなく、しっかり専門家に指導してもらうことが大事です。



参考図書:安藤一也、杉村公也:「リハビリテーションのための神経内科学」医歯薬出版株式会社.2002




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