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花粉症皮膚炎 〜花粉が引き起こす皮膚トラブル〜

2019.04.16(火)

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これから花粉症のシーズンですが、花粉症が引き起こす症状は鼻や目のトラブルだけとは限りません。あまり知られていませんが、「花粉症皮膚炎」といって、肌にトラブルが起こる場合もあります。肌に赤みが生じる、粉をふく、かゆみが出る、といった症状です。刺激を受けやすい目の周囲や頬を中心とした皮膚に、かゆみ、赤み、灼熱感などが生じる場合が多いようです。


こうした症状は、目や鼻と同様、肌が花粉にさらされることによって引き起こされます。放置したり、かき壊してしまうと、深刻な肌トラブルを招くこともありますので、肌を保護することが大切です。

花粉の飛散はまだ続きそうです。加えてこれからは、紫外線の量も多くなる時期です。このため肌はさらにダメージを受けやすくなります。このような時期は、外出時、在宅時も工夫して肌を守りましょう。

 

外出時の注意

 できるだけ花粉にさらされる肌の面積を減らすことが大切です。眼鏡やマスクをして出かけ、髪に花粉がつかないように帽子をかぶるのもよいでしょう。帰宅したら洗濯をして花粉を落としましょう。

 

在宅時の注意

朝晩の洗顔後にスキンケアを行い、保湿クリームなどで肌を潤しましょう。普段の化粧品がしみたりする場合、低刺激の化粧水や乳液に変えましょう。

 

前述のようなケアをしても症状が治まらない方は、皮膚科を受診する事をお勧めします。また、元からアトピー性皮膚炎などの疾患をお持ちの方は、自己判断でケアをせず、かかりつけ医指導の下で、ケアを行ってください。

 

※南東北グループ広報誌「南東北」第325号より抜粋

※地方紙「阿武隈時報社」内「家庭の医学」にて掲載



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キーワード:花粉症皮膚炎

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