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年々増える前立腺がん患者 部位別がん罹患数1位も間近
2019.05.07(火) 前立腺がんは前立腺の外側に出来ます。症状が出にくいのが特徴です。前立腺がんの患者さんは年々増えており、来年には男性の部位別がん罹患数で1位になるだろうと予測されています。
60歳以上は毎年検査を 前立腺がんを見つける方法はPSA検査と呼ばれる血液検査です。PSAは前立腺特異抗原、即ち前立腺に特異なたんぱく質の一種です。PSAの基準値は64歳以下なら3.0、65〜69歳で3.5、70歳以上は4.0(単位はいずれもng/ml)です。20以下で転移がなければ、前立腺がんは完治できますので、60歳以上の方は毎年PSA検査を受けることをお勧めします。PSAが100以上なら骨やリンパ節に転移している可能性があります。転移すると腰などに激しい痛みが生じます。
前立腺がんの治療 前立腺がんの治療は大きく分けて内分泌療法、放射線療法、手術の3つがあります。内分泌療法は薬による治療で、注射と飲み薬があります。放射線療法では、陽子線治療を受ける方法もあります。前立腺がんの陽子線治療は保険適応となり、治療が大変受けやすくなりました。
前立腺がんは、血液検査で分かり、完治も期待できるがんです。60歳以上の男性は、ぜひ検査を受けてください。
※南東北グループ広報誌「南東北」第325号より抜粋 ※地方紙「阿武隈時報社」内「家庭の医学」にて掲載 当院でも、前立腺がんの検査である腫瘍マーカー検査を実施しています。 事業所健診などの主要健診にオプション検査として追加していただくと、 1,760円にて検査できますので、ぜひご相談ください。 健診に関するお問い合わせは・・・・ 南東北春日リハビリテーション病院 健診直通 0248-63-7106 キーワード: |
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