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緑内障・白内障とは?〜眼の検診のススメ〜

2014.03.24(月)

南東北春日リハビリテーション病院ではこの度、「眼圧検査」が検診メニューに新たに加わりました。
当院の眼の検診「眼圧検査」、「眼底検査」でわかる緑内障と白内障とは、どんな病気なのでしょうか?

 

緑内障とは?〜眼圧検査でわかります〜
緑内障は、主に目の中の圧力(眼圧)が原因で視神経が傷ついてしまうために視野が欠けてしまい、症状が進むと失明してしまうという病気です。

緑内障の見え方
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▲初期        ▲中期          ▲末期

一般的に中高年で発症することが多いといわれています。
日本では糖尿病による網膜症に次いで失明原因の2位を占めています。

緑内障の原因は主に次の2つに分類されます。
(1)眼圧(眼の中の圧力)が上がることによって視神経が傷ついてしまう場合
(2)眼圧が高くないにも関わらず、もともと視神経が弱いためにどんどん症状が進んでしまう場合(正常眼圧緑内障)

どちらの場合も眼圧を下げることによって視神経の進行を止めたり、遅らせることができます。
眼圧を下げるためには、点眼薬、レーザー、手術などの方法があります。

緑内障は眼圧を検査することによってわかります。
南東北春日リハビリテーション病院 眼圧検査 820円
※検査をご希望の際は、事前にお電話などでのご予約をお願いします。
検診窓口 0248-63-7106
※単体での検査でも、定期健診などに付け足す場合でも受診できます。

白内障とは?〜眼底検査で分かります〜
白内障は、目の中のレンズの役割をする水晶体が濁ってしまう病気です。
この目の濁り(混濁)というのは、ほとんど場合が目の老化によるもので、人が歳をとると髪の毛が白くなったり、皮膚にしわがよるのと同じような正常な変化です。
60歳以上の約60%が水晶体に混濁が始まるといわれています。

20140324-hakunaisyou.jpg
▲白内障の見え方

軽度のうちは、視力の低下や光を以上にまぶしく感じる程度ですが、重度になってくると目の中の水晶体が白く濁っているのが他人からも見え、視力がほとんどなくなってしまいます。
白内障の主な治療法は、点眼薬、手術、またメガネやコンタクトレンズによる眼の機能の矯正などがあります。

白内障は眼底を検査することによってわかります。
南東北春日リハビリテーション病院 眼底検査 1,176円
※検査をご希望の際は、事前にお電話などでのご予約をお願いします。
検診窓口 0248-63-7106
※単体での検査でも、定期健診などに付け足す場合でも受診できます。

 

同時に起こる!?緑内障と白内障         

白内障と緑内障は同時に発症することがあります。
どちらの病気も老化にともなって多くみられる疾患だからです。
なので、最近視力が落ちてきた、視野が狭く周りが見えずらい、光が以上にまぶしく感じる、などの症状があった場合は、検査をおすすめします。


キーワード:緑内障,眼圧検査

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