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広報誌「小春日和」第50号を掲載しました
2009.01.30(金)
当施設が毎月発行しております広報誌「小春日和」の第50号(1月発行)を掲載しました。
小春日和第50号 PDF版
≪pickup!!≫「腰痛」の対策 「腰痛」の経験がある人は多いのではないでしょうか?腰痛の原因は様々ですから原因をきちんと見極めて、適切な対策をとることが大切です。今回は腰痛を改善するための対策をご紹介します。
●痛みの原因は? 『急に痛みが起こる場合』…腰椎の骨折や感染症、人体の損傷などが原因。 [症状が腰に限れている場合] ・骨粗しょう症…骨の量が少なくなり、骨がもろくなってしまう病気です。閉経以降の女性やお年寄りによくみられます。 ・脊椎腫瘍…脊椎に腫瘍ができる病気です。特に多いのが「がん」で、他の部位のがんが転移して起こります。 ・椎間板症…椎間板に亀裂が入る、椎間板がつぶれることで起こります。 ・ぎっくり腰…重い荷物を持つ、腰を捻った時に起こる急性の腰痛の俗称です。
[症状が脚にも出ている場合] ・椎間板ヘルニア…椎間板の中心部にある「髄核」が飛び出して、神経を刺激する病気です。
『痛みが長期間続いている場合』…腰椎の変形や精神的なストレスなどが原因。痛みがじわじわと慢性的に続く場合は次のような病気が考えられます。
[症状が腰に限られる場合] ・変形性脊椎症…加齢などによって腰椎の変形が進むと、椎骨に棘のようなもの(骨棘)ができます。この骨棘が神経を刺激することで痛みや痺れが生じるようになります。 ・心因性腰痛…精神的なストレスが原因となり、腰に痛みを感じることがあります。
[症状が脚にも起こっている場合] ・脊柱管狭窄症…椎骨の変形などによって脊柱管が狭くなり、馬尾や神経根が圧迫されることで痛みが生じます。脚へと伸びる神経が刺激されるので、脚にも痛みや痺れなどの症状が現れます。
腰に痛みがある場合、医療機関で受ける治療のほかに自分でできる対処法もあります。腰に痛みが起きた時の対策をご紹介します。 <治療法>薬物療法、装具療法、牽引療法、神経ブロック、手術療法
<自宅では…>姿勢を正す、筋力をつける運動を行う。
最後に腰の周りの筋力を鍛える運動をご紹介します。以下に示すような運動を1日朝夕2回継続することが大切です。筋力や筋肉の柔軟性を高め、痛みの軽減に役立てましょう。 ※ストレッチングは反動をつけず、息を止めずに5〜10秒姿勢を保ちましょう。 (1)背中・腰…仰向けになり両手で両膝を抱えるようにして背中を丸める。 (2)太ももの裏…両足を伸ばして座り、少し脚を開いて上体を傾ける。 ※筋力トレーニングは無理せず5〜10回から始めましょう。 (3)腹筋のトレーニング…仰向けで両膝を立て、お臍の辺りを見るようにして上体を起こす。 (4)背筋のトレーニング…うつ伏せで両手は体の横に置き、背中をゆっくりと反らせる。
この他、イベントニュース・介護教室・栄養だよりを掲載しております。小春日和第50号、ぜひご覧下さい!
医療法人社団 三成会 南東北春日リハビリテーション病院 介護老人保健施設 春日リハビリテーション・ケアセンター
病気を知ろう!!【はしか(麻疹)について】
2009.01.29(木)
はしかは、麻疹のウイルスに感染することで発症する病気です。 麻疹ウイルスに感染し症状があらわれるまで期間は約10日〜14日間です。くしゃみや咳などでウイルスが飛び散り感染します(飛まつ感染)。一般的に2〜6歳の小児に多くみられますが、最近はしかにかかった成人が増えているということで注目されています。 はしかにかかるとまず38度前後の熱や咳、鼻水、結膜炎による充血や目やになどが出てきます。数日後、口の中にはしか特有のコプリック斑(白いあわ粒状の斑点)ができます。1〜2日経つと頭部から全身へと赤い発疹がひろがり、その後さらに3〜4日間高熱と咳が続き、熱が下がる頃には発疹の色も薄くなり消えてきます。 妊娠中にはしかにかかると子宮収縮による流産を起こすことがあります。子供の頃にはしかの予防接種をしていても徐々に免疫力は低下しているので、特にはしかにかかっていない方は、再度ワクチンを打って体調管理に十分気をつけましょう。 ※妊娠中はワクチン接種はできません。
予防接種に関するお問い合わせ 医療法人社団 三成会 南東北春日リハビリテーション病院 TEL 0248-63-7299
厚生労働省のホームページに「はしかに関するQ&A」が掲載されておりますのでご覧下さい。
栄養だより【風邪に負けない食事】
2009.01.28(水)
寒さが続いて体調を崩している方も多いのではないでしょうか?今回は風邪に負けない食事についてのお話をします。
風邪を予防するためには… [1]ビタミンを摂る…ウイルスは鼻やのどなど粘膜から侵入するので、粘膜をより強くするビタミンAや、ウイルスに対する抵抗力をつけるビタミンCを摂りましょう。 ・ビタミンAが多い食品…うなぎ、卵、緑黄色野菜など ・ビタミンCが多い食品…柑橘類、キウイ、ブロッコリーなど
[2]良質のたんぱく質を摂る…風邪に負けない体力づくりのために、体をつくる「たんぱく質」も忘れずに摂りましょう。たんぱく質を多く含む食品は、魚や肉、卵、大豆製品(豆腐や納豆)でする。特にご高齢の方は野菜料理にかたよりがちになるため、これらを一回の食事の中に必ず1つは摂るようにしましょう。
また風邪をひいてしまったら消化が良く温かい食品を摂りましょう。水分の補給も大切です。
【おすすめメニュー】 ・うどん、お粥(これだけだと栄養が不足してしまうので、卵や豆腐などを加えてたんぱく質も補給しましょう。) ・あたたかい番茶や葛湯、野菜スープ ・果汁(発熱、発汗により失われたビタミンを補給します) ・イオン飲料(嘔吐や下痢を伴う場合は、電解質も失われるので電解質の補給に)
・卵酒 【材料】(1人分) 日本酒…100cc 卵…1個 砂糖…大さじ2 【作り方】 [1]卵に砂糖を入れよく混ぜる。 [2]鍋に日本酒をわかし少し冷ます。 ※日本酒が熱すぎると卵が固まってしまいます。 [3][2]に卵を少しずつかき混ぜながら入れる。 しょうが汁を入れても美味しくいただけます。
・しょうが湯 【作り方】(1人分) [1]しょうがをすりおろす(小さじ1杯程度)。 [2]しょうがと好みの量のはちみつをカップに入れ、お湯を注ぐ。 レモン汁を入れても美味しくいただけます。 しょうがのすりおろしは、味噌汁に入れても体が温まります。
生活習慣が乱れてくると体調も崩しやすくなります。日頃から規則正しい食事をし、睡眠を十分とりましょう。
医療法人社団 三成会 南東北春日リハビリテーション病院 栄養管理科
第17回市民健康教室開催のお知らせ
2009.01.27(火)
毎月第4土曜日に当院が主催している市民健康教室ですが、3月の予定を掲載しましたのでご覧下さい。
第15回市民健康教室「血圧について」を開催しました。
2009.01.26(月)
1月24日(土)午後2時から当施設5階会議室で第15回市民健康教室を開催しました。今回は「血圧について」をテーマに後藤恒夫院長が講演しました。日頃気にしている方が多いせいでしょうか、今回は70名近い参加がありました。放っておくと様々な病気を引き起こす原因となる“高血圧”にも“白衣高血圧”と“仮面高血圧”があるというお話では、「知らなかった」「私も病院に来ると血圧が上がる」などの声が聞かれました。また「心血管病の危険性が最も少ないのは血圧が120/80mmHg未満の方です…」というお話があるとみなさん神妙なお顔をしておられました。脳神経外科の専門である後藤院長のお話ということもあり、とてもわかりやすい内容だったと思います。 また、栄養科からは“塩”についてのお話がありました。普段何気なく口にしている食品に、かなりの塩分量があることが一目でわかる表が画面に映し出されると、台所をあずかる女性の方は真剣な表情でチェックしていました。「魚を食べる場合は、干物より生の魚を調理した方がよい」「にぎり寿司におしょう油をつける場合はネタ半分につけた方がご飯につけるのと比べて、1/2の減塩ができる」というわかりやすいお話に、メモをとる方もたくさんいらっしゃいました。 講話のあとは恒例の健康チェックに長い列ができ、看護師や栄養士に普段の診察時にはなかなか聞けないことを質問している方も見受けられました。今回の教室では初めてこの病院に来たという方も数名いましたが、「次回もまた来ます」というお言葉をいただき、大変嬉しく思うと同時にこれからも地域の皆さんの健康に役立つ情報をどんどん発信していきたいと思いました。
*白衣高血圧…家庭での血圧は正常なのに、病院に来て医師や看護師の白衣を見ただけで緊張してしまい、一時的に血圧が上昇してしまうこと。 *仮面高血圧…白衣高血圧とは対照的に、病院で測る血圧が普段のより低くなる状態で、家庭での血圧が高血圧を示す隠れ高血圧のこと。
次回の第16回健康教室は平成21年2月28日(土)に行います。「花粉症対策」というテーマで講演致します。花粉症でお悩みの方など、たくさんのご参加をお待ちしております。参加は無料です!!
-健康教室や施設に関するお問い合わせ- 医療法人社団三成会 TEL 0248-63-7299

病気を知ろう!!【骨粗しょう症について】
2009.01.23(金)
骨粗しょう症とは?
骨の内部構造が変化し、骨量が減少、全身の骨が弱くなっていく病気です。加齢に伴って起こることが多く、一般に50歳代から起こりやすくなります。
骨粗しょう症はなぜ怖いか? 骨が弱くなると自覚症状がないまま、骨粗しょう症が進みます。骨の強度が低下すると圧迫骨折が起こり椎体がつぶれることがあります。すると「背中や腰が曲がる、身長が縮む、背中や腰が痛む」などの症状が起こります。また、特に太ももの付け根(大腿骨頚部)や手首、肩等の骨が通常なら骨折しないような軽い力が加わっただけでも骨折することがあります。骨折が原因となって寝たきりとなることもよくあります。
骨粗しょう症の患者さんは、すでに骨折を起こしていたり、起こしやすくなっていたりします。「運動などしないで安静にしていたほうがよいのでは?」と考えるのは間違いです。運動をしないでいると骨は次第に弱くなっていくのです。骨に適度な力(主に体重)をかけることで、骨の強さは維持されるのです。医療法人社団 三成会 南東北春日リハビリテーション病院
健診トピックス 健康診断のアンケート調査を行いました【12月実施分】
2009.01.22(木)
当施設では2008年から政府管掌健康保険(10月から協会けんぽに変更)生活習慣病予防健診の実施施設となり、6月から受診受付を開始し12月末までに約296名の方にご利用いただきました。より良いサービスの提供を目指し、ご利用してくださった受診者の方へ健診受診終了後、アンケート調査にご協力いただきました。以下、12月実施分のアンケート調査結果です。
アンケート調査【12月実施分】.pdf
Q.職員の話し方、言葉づかいは? 大変良い…74% 良い…24% 普通…2% 悪い…0% 大変悪い…0%
Q.検査室への案内・説明は? 大変良い…70% 良い…28% 普通…2% 悪い…0% 大変悪い…0%
Q.職員の身だしなみは? 大変良い…64% 良い…34% 普通…2% 悪い…0% 大変悪い…0%
Q.検査時間は? 大変早い…36% 早い…34% 普通…30% 遅い…0% 大変遅い…0%
Q.待ち時間は? 大変早い…32% 早い…24% 普通…36% 遅い…4% 大変遅い…2%
Q.当施設の健診はいかがでしたか? 大変満足…32% 満足…58% 普通…10% 不満…0% 大変不満…0%
その他のご意見、ご感想として ・設備が整っていて、検査着も気持ちよかったです。 ・職員の方たちがとても親切でした。
いただいた貴重なご意見、ご感想をもとに受診される方に安心して検査を受けていただけるよう、日々改善策を考えながら行っております。きめ細やかで質のよいサービスを提供し、みなさんに選んでいただける施設になるよう、引き続き努力していきたいと思います。
尚、アンケートに関する情報は当院が責任を持って管理し、アンケート目的以外に利用することは一切ありません。今後も引き続きアンケート調査を行っていきますので、みなさんのご理解とご協力をお願いいたします。医療法人社団 三成会 南東北春日リハビリテーション病院 健診係
健診トピックス 健康診断のアンケート調査を行いました【11月実施分】
2009.01.21(水)
当施設では2008年から政府管掌健康保険(10月から協会けんぽに変更)生活習慣病予防健診の実施施設となり、6月から受診受付を開始し11月末までに約283名の方にご利用いただきました。より良いサービスの提供を目指し、ご利用してくださった受診者の方へ健診受診終了後、アンケート調査にご協力いただきました。以下、11月実施分のアンケート調査結果です。
アンケート調査【11月実施分】.pdf
Q.職員の話し方、言葉づかいは? 大変良い…69% 良い…28% 普通…3% 悪い…0% 大変悪い…0%
Q.検査室への案内・説明は? 大変良い…57% 良い…35% 普通…7% 悪い…0% 大変悪い…0%
Q.職員の身だしなみは? 大変良い…62% 良い…34% 普通…3% 悪い…0% 大変悪い…0%
Q.検査時間は? 大変早い…26% 早い…29% 普通…43% 遅い…2% 大変遅い…1%
Q.待ち時間は? 大変早い…20% 早い…21% 普通…43% 遅い…13% 大変遅い…3%
Q.当施設の健診はいかがでしたか? 大変満足…28% 満足…52% 普通…19% 不満…1% 大変不満…0%
その他のご意見、ご感想として ・初めてお世話になりましたが、皆さんの対応が大変親切でこれからもお世話になろうと思います。また、安心してかかれる病院だと思いましたので、たくさんの人にすすめたいと思います。 ・貴病院の案内の方達が接遇研修を受けておられるのを強く感じました。今後もクリーンなイメージの病院であって欲しいと思います。とても感じが良く満足しております。
いただいた貴重なご意見、ご感想をもとに受診される方に安心して検査を受けていただけるよう、日々改善策を考えながら行っております。きめ細やかで質のよいサービスを提供し、みなさんに選んでいただける施設になるよう、引き続き努力していきたいと思います。
尚、アンケートに関する情報は当院が責任を持って管理し、アンケート目的以外に利用することは一切ありません。今後も引き続きアンケート調査を行っていきますので、みなさんのご理解とご協力をお願いいたします。
医療法人社団 三成会 南東北春日リハビリテーション病院 健診係
リハビリトピックス 訪問リハビリテーションのご案内
2009.01.20(火)
訪問リハビリテーションは、利用者さんやご家族が「住みなれた環境」で「より良い生活」を送るための支援サービスです。作業療法士や理学療法士がご自宅を直接訪問し、機能回復や維持のため、身体の各部分の訓練(機能訓練)だけでなく、歩行訓練のほか、更衣、トイレ動作、食事動作などの日常生活に直結した訓練を実施しています。また、主治医やケアマネージャー等と連携し、利用者さんの生活における自立困難な問題点を分析し、ご家庭で安心して生活が送れるように支援していきます。さらに、住宅改修や福祉用具利用のアドバイスや介護相談にも応じています。なお、訪問リハビリテーションには介護保険要介護・要支援に認定されたご本人及びご家族の依頼により行うリハビリテーションと、医療保険対応による訪問リハビリテーションがあり、当施設では両方に対応しております。
[訪問リハビリテーションの内容] ○関節の変形拘縮の予防・改善 ○寝返りなどの体位変換・介助方法の指導 ○起き上がり、座る練習・介助方法の指導 ○立ち上がり・歩行練習 ○食事練習・介助方法の指導 ○家事(掃除・調理等)の練習 ○自助具・補助具・福祉用具の導入、検討とアドバイス ○趣味活動への援助 ○排泄動作練習・介助方法の指導 ○福祉用具・在宅改修、改造についてのアドバイス
心身の状態、生活環境に合わせてリハビリテシーョンを提供いたします。
訪問リハビリテーションのお申込は… 春日訪問看護ステーション TEL 0248-63-7278 FAX 0248-63-7286 受付時間 日・祝日除く、午前8時30分〜午後5時
院内トピックス 新年会を行いました!!
2009.01.19(月)
1月10日(土)、19時より須賀川市岩作にある式場「BELLE QUEENS(ベル・クイーンズ)」にて、当施設の新年会が行われました。会ではまず、渡邉一夫理事長から「春日病院はわずか数年ですばらしい成長を遂げました。一人一人のパワー、勢いにはすばらしいものがあります。今年もこれに留まらず、後藤院長を先頭に更なる力を発揮してください」と挨拶があり、参加した職員は決意を新たにしました。 また職員会が用意したイベントとして、豪華景品やお年玉が当たる恒例のビンゴゲームが行われ、数字が読み上げられるたびに歓声が上がり、大いに盛り上がりました。職員同士、親睦を深めることができ、これからの事業活動に向けて一同が心を一つにできた新年会でした。
医療法人社団 三成会

栄養だより 病院・老健の食事のご紹介 「アボカドのわさびマヨ和え」
2009.01.16(金)
最近では「朝バナナダイエット」なるものが流行っていて、少し前までスーパーからバナナは品薄状態でしたね。バナナに限らず、栄養価の高い果物は他にもあります。今回はアボカドを紹介します。 アボカドは「森のバター」といわれるほど果物の中では脂肪が多く、中でも不飽和脂肪酸であるオレイン酸を多く含みます。脂質の代謝を盛んにし善玉コレステロールを下げる働きがあります。また、ビタミンEも多く老化防止にも効果があります。
アボカドのわさびマヨ和え ≪材料≫4人分 むきえび…40g カリフラワー…160g アボカド…40g(1/4個) マヨネーズ…大さじ3 ねりわさび…適量 しょうゆ…小さじ1〜2 *アボカドの選び方…皮の縁が黒っぽくなり、手で握って適度にやわらかく感じるものが食べごろです。固い場合は室温におき、やわらかくなってから食べましょう。
≪作り方≫ (1)アボカドは縦に包丁を入れて割り、種を取り除き、皮をむき、さいの目に切る。 (2)カリフラワーは小分けにしやわらかくなるまで茹でて冷ましておく。 (3)むきえびも茹でて冷ます。 (4)マヨネーズにしょうゆ、わさびを加えてよく混ぜ、えび・カリフラワー・アボカドを入れ和える。
※アボカドは1個で300kcalと高カロリー。カロリーが気になる方はマヨネーズをカロリーの低いものにかえましょう。
【広報誌 小春日和第49号より】管理栄養科 有我三千代
介護教室 ―褥瘡(じょくそう)介護編―
2009.01.15(木)
(1)褥瘡の介護の方針 褥瘡は、体の一部に強く圧迫がかかり、皮膚や皮下組織が圧迫されて壊死した状態です。床ずれともいいます。褥瘡では、まず予防的介護が第一です。油断すると、1〜2日のうちに褥瘡ができてしまうため、日常の介護のなかで、皮膚の状態をよく観察しておくことが大切です。
☆褥瘡の進行 【発赤】皮膚が赤くなる。 【壊死】血液の流れが悪くなると皮膚が黒ずみ、びらんしてくる。 【潰瘍】皮膚がむけて傷口がただれ、皮膚の組織が欠損する。
(2)褥瘡のできやすい人 ・麻痺などがあり、自分で寝返りがうてない人、腰を上げられない人、動かせない人。 ・認知症などにより、自分で動こうとしない人。 ・尿や便の失禁がある人。 ・栄養状態が悪く末期状態にある人。 ・やせている人
(3)褥瘡の発生しやすい部分 ・特に褥瘡ができやすいのは骨が突出しており、かつ外からの圧力が持続的に加わりやすい部分です。
※潰瘍とは…壊死が進行し、粘膜や皮膚の組織が一定の深さで欠損すること。欠損が浅く真皮に及んでない場合はびらん。
【広報誌 小春日和第49号より】
広報誌「小春日和」第49号を掲載しました
2009.01.14(水)
当施設が毎月発行しております広報誌「小春日和」の第49号(12月発行)を掲載しました。
小春日和第49号_PDF版
≪pickup!!≫早めに解消!手のトラブル [1]腱鞘炎…「腱鞘炎」とは、指や手首にある「腱」(骨と筋肉をつないでいる)と腱鞘(腱が指の骨から浮き上がるのを防ぐバンドのようなもの)がこすれ、腫れや痛みといった炎症を起こしたことです。
●種類 (1)指の腱鞘炎(ばね指)…指を曲げ伸ばしすると、何かが引っ掛かったような抵抗感がある状態。 (2)手首の腱鞘炎(ドケルバン病)…親指を広げるときに、痛みが生じる状態。
●対処法 ・安静にするとともに、手の血行をよくしましょう。テーピングで固定し、なるべく指を使わないようにします。しかし、長時間同じ姿勢を続けると血行が悪くなるので、適度な運動を行います。1〜2週間程度安静にしても症状に改善がなければ、整形外科を受診しましょう。
●予防法 腱鞘炎はいったん改善しても再発する可能性があります。指を使いすぎないように心がけましょう。
[2]変形性指関節症 「変形性指関節症」とは、指関節だけに腫れや痛みが生じ、次第に変形する病気です。放っておくと、痛みが憎悪したり、変形が進行する恐れがあります。
●種類 (1)ヘバーデン結節…人差し指、中指、小指の指先から数えて1番目の関節軟骨かすり減り、関節に腫れや痛み、変形が生じた状態。
(2)母趾CM関節症、親指の指先から数えて3番目の関節軟骨がすり減った状態。親指の骨が外側に外れかかった状態(亜脱臼)になります。
●対処法 ・患部を安静にし、薬で炎症を抑えましょう。 ・手術で関節を固定することもあります。 ・指への負担の大きな動作や長時間の手作業を控えましょう。
痛みや変形が重篤な病気によって起こっている場合もあるので、医療機関をきちんと受診して、早めに対処・治療をすることが大切です。
この他、イベントニュース・介護教室・栄養だよりを掲載しております。小春日和第49号、ぜひご覧下さい!
医療法人社団 三成会 南東北春日リハビリテーション病院
老健施設にて大正琴の演奏会がありました
2009.01.13(火)
12月27日(土)、当施設に定期的に慰問に訪れてくださっているボランティアの善方さんによる、大正琴の演奏会がありました。参加した利用者さんは演奏に合わせて歌ったり、一緒に大正琴を弾いたりして心安らぐ時間を過ごせたようです。大正琴の爽やかで懐かしい音色に癒されたひとときでした。
大正琴とは… 大正琴はその名の通り、大正元年に名古屋の発明家(音楽家)、森田吾郎がタイプライタをヒントにしてつくったと言われている日本独自の楽器です。長さ約60cm、幅約12〜15cmの胴に2本の金属弦が張られ、簡単なキーが装着され左手でキーを押し、右手に持ったピックで弦をはじいて音を奏でます。
医療法人社団 三成会 介護老人保健施設 春日リハビリテーション・ケアセンター
医療・支援相談室のご案内
2009.01.12(月)
当施設では病院・介護老人保健施設それぞれに相談室を設けております。各相談室では、患者さんや利用者さんが安心して生活していただけるようにお手伝いしております。 【回復期リハビリテーション病院 医療相談室】 医療相談室では、回復期リハビリテーション病棟の入院申込みについてや入院中の療養生活についてのご相談や、退院後の生活、将来のことについてのご相談、外来で介護保険制度についてのご説明もしております。
【介護老人保健施設 支援相談室】 支援相談室では、介護老人保健施設の長期入所・短期入所・通所リハビリテーションの利用申し込みについてや入所・利用中におこる様々なことについて、また、今後の生活の準備等についてのご相談に対応しております。
上記以外のご相談や「誰に相談してよいかわからない…」 などという事についてもお話を伺いますので、お気軽にご相談ください。ご相談内容については守秘義務を遵守します。お電話もしくは1階受付にてお声かけください。
≪医療・支援相談室≫ TEL 0248-63-7263
ぜひご利用ください!!
新春 門松を飾りました
2009.01.09(金)
12月末、新年を迎えるにあたり施設正面玄関に門松を飾りました。門松は、お正月に家などの入口に立てられる一対になった松や竹の飾りのことで松飾りとも言われます。お正月に降りてくる神様(年神)の目印となるように門松を飾る風習ができたそうです。この門松を飾るのは今回で5回目となりました。5年目の今年は当施設にとって節目となる年になりそうです。
年が明けて1月5日(月)は当施設の仕事始めとなりました。全体朝礼にて後藤院長より渡邉一夫理事長の年頭の挨拶が読み上げられると、職員一同身を引き締め、医療技術・看護・介護技術の向上を誓いました。職員それぞれ、様々な思いを胸に新しい年をスタートさせましたが、より良い医療・介護サービスを提供できるよう今年も一致団結、心を一つにして取り組んでいこうと思います。
医療法人社団 三成会
外来受付ニュース イオンカードがご利用いただけけるようになりました
2009.01.08(木)
当院では医療費等のお支払にクレジットカードのご利用が可能ですが、これまでお使いいただいていた「VISA」「MasterCard」「JCB」「AMERICAN EXPRESS」カードに加え、イオンカードもお使いいただけるようになりました。 お支払いが便利となりますので、どうぞご利用ください。
≪お使いいただける場所と時間≫ 一階会計窓口 月曜日〜土曜日8時30分〜17時まで
院内ニュース クリーンアップ作戦を行いました
2009.01.07(水)
12月25日(木)、全職員によるクリーンアップ作戦を行いました。当施設では、患者さんや利用者さん、ご家族の皆さんにきれいな環境で利用していただけるように、全職員が参加し「魅力ある施設、美しい職場」を目標に月に一回クリーンアップ作戦を実施しています。12月も下旬となり、いよいよ寒さが厳しくなってきました。白い息を吐きながら一生懸命にゴミ拾い、雑草取りを行い、敷地内をよりきれいにすることができました。
当施設のみならず地球全体の環境を考え、職員全員、地球環境に有益な活動を通して美しい施設、クリーンな地球になるよう今後も取り組んでいきたいと思います。
医療法人社団 三成会 南東北春日リハビリテーション病院 介護老人保健施設 春日リハビリテーション・ケアセンター
金山一長さんによる紙芝居の慰問がありました
2009.01.05(月)
12月20日(土)、午後2時から当施設にたびたび慰問に来てくださっている金山一長さんによる紙芝居がありました。今回のお話はクリスマスにちなんで、サンタクロースのお話でした。お話を聞きに集まった患者さんは熱心に耳を傾けて紙芝居を楽しみました。金山さん、いつもおもしろいお話をありがとうございます!!
医療法人社団 三成会 介護老人保健施設 春日リハビリテーション・ケアセンター
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