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認知症と運動の関係

2018.12.20(木)

適度な運動は、認知症の発症リスクを下げること、皆さんはご存知ですか?
「認知症と運動の関係」と聞くと、なかなかイメージしにくいと思いますが、実はこの2つには密接な関係があるのです。

平均寿命と健康寿命
平均寿命は0歳からの平均余命、健康寿命は、元気で自立した生活が送れる期間のことをいいます。
こうしてみても、男性が約8年、女性は約13年、自立した生活が送れていない状態で、晩年を過ごしていることが分かります。
ではなぜ、介護が必要となってしまうのでしょうか。


健康寿命と平均寿命_R.jpg

介護が必要となる原因とは?
平成28年の国民健康基礎調査資料によると、介護状態となる原因は以下の通り。

1位 認知症
2位 脳血管疾患(脳卒中)
3位 高齢による衰弱

認知症を予防することは、介護状態を予防することにつながるのです。



「運動しない」が一番の認知症危険因子
皆さんは、認知症の発症原因と聞かれると、何を思い浮かべるでしょうか。
高齢のためしかたがない?何かの病気を起因として?
実は認知症のなかでも代表的な「アルツハイマー型認知症」は、身体的不活動、つまり運動をしないことがもっとも大きな原因となっています。


アルツハイマー型認知症の危険因子.png

運動を行うことによって、脳の血流が改善するほか、脳から出た信号で筋肉を動かし、筋肉から返す信号で脳を刺激することで、高次機能を担う部分が活性化されるのです。


脳の血流改善2.jpg


際、全く運動しない人と比べると、早歩き程度を週3回以上行っている人は認知症リスクが半減する、というデータも出ています。

認知症の予防の近道は、まずは軽い運動を週3回以上行うこと!
当院に併設されているメディカルフィットネスさくらは、理学療法士や健康運動指導士などの資格をもつスタッフが、あなたに最適な運動プログラムを提供しています。
運動習慣のない方は、そのきっかけに。
運動習慣のある方は、これから雪や雨が降っても運動できるように。
ぜひメディカルフィットネスさくらをご利用ください。

メディカルフィットネスさくら
http://www.m-f-sakura.com/
0248-63-7252
無料体験随時受付中!ホームページにてご予約を承っています。




キーワード:認知症,運動,発症リスク

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