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身近な病気 ドライアイ

2018.05.28(月)

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10秒間目を開けたままでいられますか。

無理、または辛いと感じる場合、ドライアイの可能性があります。

ドライアイとは、目を守るのに欠かせない涙の量が減って目が乾燥している状態です。

目の表面は涙によって保護されていますが、目に問題があったり、涙を分泌する機能にトラブルが起こると、涙による目の保護が十分でなくなります。

 


ドライアイの原因と症状


 ドライアイになる原因は、目の酷使や乾燥などの生活習慣によるものと疾患によるものがあります。ド

ライアイになると文字通り、目が乾いた感じがしますが、それだけではありません。目の疲れや痛み、不快感といった症状にも関係し、身体の不調を招く原因ともなります。

さらに進むと目がショボショボ、ゴロゴロするなどのマイボーム腺炎、涙腺や唾液腺などを壊すシェーグレン症候群、角膜炎、角膜潰瘍などの疾患を引き起こすこともあります。

 


スマートフォンやパソコンは適度に


パソコンやテレビゲーム、タブレット、スマートフォンなどの画面を長時間見続けると、涙を目の表面に運ぶまばたきの回数が減ってしまいます。

瞬きは通常1分間に1520回程度といわれますが、IT機器を使用している時にはまばたきが5分の1程度まで減ってしまっていることもあります。


 IT機器を使うときは、視線より画面が下にくるようにし、意識して瞬きして涙の分泌を促してください。

1時間ごとに約15分間目を休めるなどこまめな休憩が大切です。

の渇きや疲れを感じたらIT機器の使用を止めること。

目の疲れをとる体操やマッサージ、蒸しタオルをまぶたの上にのせて目を休めると血行が良くなり、疲れ目に効果を発揮します。

 

※第314号「南東北」より抜粋







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