あなたの熱中症予防は間違っている!?
2013.07.18(木)
最近暑い日が続いておりますが、みなさん夏バテしていませんか? 暑くなるにつれ、連日のニュースでの熱中症患者の緊急搬送…なんて話題をよく目にするようになりました。 熱中症対策は水分と塩分摂取!・・・なんてことはもう知ってます!ヾ(`д´;)・・・という方、水分の『内容』は気にしたことありますか?
南東北春日リハビリテーションの医師・樋口健弥先生にお話を伺いました。
 樋口先生はそのハキハキしたお話しぶりと親しみやすさで、普段の診察の他、市民健康教室でも利用者さんに大人気の先生なんです。(゚∀゚*) 今日は忙しい診察の合間をぬって、これからの熱中症対策に向けた理想的な過ごし方を教えていただきました。
Q熱中症が疑われる諸症状はどんなものですか? A食欲減退、だるさ、頭がボーっとする、吐き気などが最初の症状です。めまいまでしてきたら要注意!すぐに適切な対処を。
Q水分と塩分をとれば大丈夫ですか? A水分を摂るといっても、内容を考えて飲みましょう。たとえばよくお年寄りが飲む緑茶はカフェインが含まれています。 カフェインは利尿作用があり、脱水を促進させます。コーヒーもいけません。ウーロン茶もお茶のためいけません! お酒も控えめにしてください。 麦茶や水分を多く含むところてんもいいですね。 また塩分を気にしてみそ汁など飲まない・・・というのは、夏場はやめてください。 塩分を控えれば、その分熱中症の危険性も高まります。 5〜9月までは、みそ汁含めて2リットルの水分摂取を心がけましょう!!

Qどんな人が熱中症になりやすいのですか? A若い人は1日で熱中症の症状がでますが、お年寄りは1週間かけて症状が顕著になります。なかなか分かりにくいので、お年寄りはこの時期要注意ですね。
Q最後に、夏場は他にどんなことに気を付けたらいいですか? A夏場によく寝ている間足がつる人が多くいますが、あれは足を出して寝て、しかも脱水になることで起こります。水分摂取と冷えに気を付けましょう。
皆さんも、水分を取るときは内容をよく考えて、塩分摂取も忘れずに、この夏を乗り切りましょう!o(^∇^)o 樋口先生ありがとうございました。
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