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ロコモティブシンドロームをチェック!

2020.02.25(火)

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「ロコモティブシンドローム」とは、「立つ、座る、歩く」といった基本的な運動機能が低下している状態を意味します。2007年に日本整形外科学会によって提唱された概念で、略称は「ロコモ」、日本語名で「運動器症候群」と呼ばれます。運動器とは、身体を動かすために関わる組織や器官のことで、骨、筋肉、関節、じん帯、腱、神経などから構成されています。

 

ロコモになると介護リスクUP

 ロコモは主に筋肉の減少や骨密度の低下、関節の軟骨のすり減りなどから起こります。ロコモになると、転倒事故での骨折や関節障害を起こしやすく、寝たきりや要介護になるリスクが高くなります。

 日本整形外科学会では、自らの運動機能の低下に早くから気付き健康を維持してもらおうと、7つの「ロコチェック」を設けています。

 

「ロコチェック」あなたはいくつあてはまる?

  片足立ちで靴下がはけない

  家の中で躓いたり滑ったりする

  階段を上るのに手すりが必要

  掃除機の使用や布団の上げ下ろしが困難

  重さ2キロ程度の買い物を持ち帰るのが困難

  15分くらい続けて歩けない

  横断歩道を青信号で渡り切れない

 

一つでも該当するとロコモの可能性があります。

ロコモに対処するには運動と食事が重要なカギとなります。気になる方は整形外科などの医師に相談してみるとよいでしょう。

 

※南東北グループ広報誌「南東北」326号より抜粋


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