2014.09.20(土)

 ９月１４日（日）グランシア須賀川にて、当施設の移転開院１０周年記念式典を開催しました。
 当日は多くの方にご出席頂きまして、誠に有難うございました。

 式典に先立ち、午前中には、山口和之参議院議員による記念講演が行われました。
 演題は「これからの医療と介護とリハビリテーション〜決め手は元気づくりと地域づくり〜」という事で、理学療法士・国会議員それぞれの立場からのお話しに、会場の皆さんは興味深げに聞き入っていました。

 午後からの記念式典では、来賓の方からの祝辞や、祝電の披露が行われました。また、スタッフの永年勤続者に対する表彰、当院のこれまでの１０年間をまとめたヒストリービデオの上映も行われました。

【１０周年を迎えて】　南東北春日リハビリテーション病院　院長　後藤恒夫

 医療法人社団三成会　南東北春日リハビリテーション病院と介護老人保健施設南東北春日リハビリテーション・ケアセンターが須賀川市南上町に移転開院してから、１０周年を迎えることになりました。これもひとえに地域の皆様ならびに関係各位のご支援のおかげと深く感謝申し上げます。
　「回復期リハビリテーション病院」や「介護老人保健施設」の役割は、障害を持つ方々や介護を必要とする方々を『リハビリテーション』とういう手段を用いて、もともと生活されていた地域社会や職場に復帰できるように支えていくことです。それは一医療機関、一福祉施設だけでは到底なしえないことです。患者さん、利用者さんはもちろん、そのご家族、地域の皆さん、職場の皆さん、医療・福祉機関、行政機関が連携することによって真の『リハビリテーション』が完成するものと考えます。
 この１０年間、多くの患者さん、利用者さんに携わり、多くの事を学ばせていただきました。「リハビリテーションの奥は深い」という思いを新たにしているところです。
 これからも職員一同研鑽につとめ、より質の高い医療・介護サービスを提供していく所存です。今後とも皆様のご支援、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。