正しい入浴法で乾燥肌予防!
2013.11.15(金)
先日行われた健康教室「乾燥肌予防について」にて、これから多くなる乾燥肌に最適な入浴方法について総合診療科 樋口健弥医師からお話がありました。 目からウロコ!な内容がたくさんですので、必見です。 あなたは間違った入浴してませんか?

乾燥肌の一番の原因は、肌の一番上の層である表皮の上の、汗と脂の膜が弱ってしまうことによるものです。 あなたはこんな入浴をして、肌を痛めつけていませんか?
×体はナイロンタオルでこすって洗っている ナイロンタオルでこすると、表皮が傷つき、摩擦で削れていきます。すると表皮が弱り、脂の膜を形成する力がなくなっていくのです。 やさしくこするんじゃ洗った気がしない!というあなた・・・そもそも体の汚れを落としているものはなにか分かりますか? それは、泡です。形成された泡が汚れを吸着して一緒に流れます。 最適な身体の洗い方は、泡立てた泡を手に乗せて、やさしく撫でることです。
×ソープは石鹸より液体ボディーソープ派 液体ボディーソープは、余分な成分が沢山入っているので、それだけ香料などの毒素が皮膚から取り込まれやすくなる上、洗浄能力が高く皮膚の油を根こそぎとっていきます。 無添加無香料の固形石鹸を使用しましょう。

×入浴後すぐに体を拭かない お風呂からあがって2分以内に体をふかないと、表面の水分とともに身体のうるおいが飛んでいきます。 すぐに体を吹いて、うるおいと熱を逃さないようにしましょう。
×入浴後の保湿は、香料入りのクリーム 入浴後すぐクリームをつけないと乾燥する・・・という方はワセリンを使用しましょう。 ワセリンは余分な成分が入っておらず、安価で購入できる一番の保湿剤です。
×身体を洗ってから、シャンプーする リンス剤などが体に付着したままだと、乾燥や肌をいためる原因になります。 石鹸でキレイに落としましょう。

×入浴前に身体を洗う 入浴して身体をふやかしてからでないと、やさしく汚れを落とすことはできません。 手指がふやけるまで入れば皮膚に水分がはいった証拠。 優しい力で汚れがぐんぐん落ちます。 洗ったあとも入浴し、身体を優しく撫でて石鹸成分をよく落としましょう。
と正しい入浴方法をご紹介しましたが、これらは自分の汗と脂の肌バリア機能を最も引き出すことのできる最適な洗い方です。 肌が乾燥して「脂バリアをもっと作らなきゃ」と脳が感じるには、最低でも3日かかるといいます。 入浴後の保湿剤の塗布は、本当に乾燥している場所のみにし、できたら1週間我慢してみましょう。 自分の肌バリア機能が蘇るはずです。
さてまとめると・・・
【正しい入浴方法】
湯船につかる (手指がふやけるまで) ↓ シャンプーする ↓ 洗顔 ↓ タオルで泡立てた泡で全身を撫でて洗身 ↓ 湯船につかり、身体を優しくこすって石鹸を完全に落とす ↓ あがったら、2分以内に水分を拭き取る ↓ 特に乾燥したところにワセリンを塗る
俳優の福山雅治さんも、乾燥肌に悩んでいましたが、石鹸で洗うのをやめて水洗いにしたところ、乾燥肌が一気に治ったとか。 肌本来の乾燥から守る力をきちんと活かすことが大切なんですね。(*´∀`*) 私も今年は入浴方法を見直して、乾燥肌対策頑張ります〜♫
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