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摂食・嚥下障害について

2013.08.14(水)

摂食・嚥下障害とは、食物が認知され、口腔・咽頭・食道を経て胃に至るまでの過程のいずれかに障害があることです

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摂食・嚥下障害をきたす原因疾患として、脳血管障害、神経・筋疾患、炎症、腫瘍、中毒、外傷などがありますが、加齢による影響もあるといわれています。

加齢による影響としては、歯の欠損、舌の運動機能低下により、咀嚼能力や唾液分泌が低下し、口腔感覚の鈍化・味覚の低下が生じ、咽頭への送り込みができない(遅れる)場合があります。
また、咽頭の位置が下がり嚥下するときの喉頭挙上が不十分となったり、各種筋肉の機能不全により咽頭に唾液や食物が残留し、誤嚥しやすくなる場合があります。

また内服薬によっては、覚醒レベルの低下や口腔内乾燥、不随意運動を生じさせるなど、嚥下機能を低下させることもあるため、注意が必要です。

 

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摂食・嚥下機能を維持するためには
1.口腔内の衛生を保つ
2.丈夫な歯を維持する
3.よく噛んでおいしく食べる
4.積極的に体を動かし消化管の動きをよくする


ことが必要です。

 

 

 

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キーワード:口腔機能 摂食 嚥下 

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