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知っておきたい口内炎 原因と対策

2011.02.05(土)

konaien_0204_1.jpgお口の中にいつの間にかあらわれる厄介者!?
口内炎(こうないえん)

口の粘膜の小さな傷に、雑菌が繁殖してできる口内炎。しかし、傷があれば必ずできるものではありません!!

 

口内炎とは?
 口の中の粘膜に起こる炎症を、まとめて口内炎といいます。
 口の中の粘膜であれば、頬の内側や唇の内側、歯ぐき、舌などどこでもできます。

口内炎の原因
1. 口の中への刺激や傷
口の中の粘膜が傷つくと口内炎を引き起こす原因になります。硬い食べ物を食べる時はゆっくりと、歯みがきは優しく丁寧にしましょう。

konaien_0204_2.jpg2. 寝不足やストレスなど
身体の免疫力が低下すると、口の中に傷ができやすくなったり、細菌が繁殖しやすくなり、口内炎を引き起こします。自分なりのストレス解消法を身につけることが大切です。

3. 偏った食生活
偏った食生活では、栄養のバランスが崩れて、口の中の粘膜の抵抗力が弱くなり、口内炎の原因となります。栄養のバランスのとれた食生活を心がけましょう。

4. アルコールやタバコ
アルコールやタバコが原因で粘膜の免疫力が低下し、口内炎になりやすくなります。
どちらも控えめにすることが大切です。


konaien_0204_3.jpg口内炎ができてしまったら
1. 口の中を清潔にする
治療の基本は口の中を清潔に保つことです。食事の後は必ず歯みがきを心がけましょう。歯磨きができないようならば、うがいだけでも行いましょう。

2. 刺激物を避ける
辛いものや味の濃い物、熱い物など、刺激の強い食べ物、飲み物はさけましょう。

3. ビタミンB群を摂取する
口の粘膜の修復に必要なビタミンB2やB6、葉酸を摂取しましょう。モロヘイヤや紫蘇(シソ)、キャベツなどにビタミンB群が豊富に含まれています。

konaien_0204_4.jpg4. 薬を上手に使う
ステロイド入りの塗り薬や貼り薬などを使って、早めに直すことも大切です。短期間で口内炎を繰り返すような場合は、体質改善法として漢方が有効なこともあります。
 口の中は特に痛みに敏感です。口内炎が長引くと体調不良が続く恐れもあります。口内炎にならないために口の中の清潔を保ち、できてしまったら早く直す工夫をしましょう。

 

財団法人脳神経疾患研究所 附属総合南東北病院(福島県郡山市)
http://www.minamitohoku.or.jp/


南東北医療クリニック口腔外科
http://www.minamitohoku.or.jp/implantcenter/implantcenter.html


掲載している情報は株式会社メディネット様より提供をいただいております。
http://www.mdnt.co.jp/

 

<情報提供>
社会福祉法人 南東北福祉事業団
総合南東北福祉センター
http://www.kaigo-hiwada.com/


キーワード:口内炎,ビタミンB,キャベツ,モロヘイア

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