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栄養マメ知識-栄養管理科より-
2010.11.09(火) 当施設、栄養管理科ページには献立紹介の他にワンポイントアドバイスが多々あります。その中からピックアップしましたのでご覧ください。
■麦ごはんの栄養 『押し麦』は大麦を加熱してつぶしたもので、真ん中に黒い線が入っているのが特徴です。押し麦の栄養は食物繊維が多いこと。食物繊維は便通をよくするだけでなく、コレステロールを排出したり血糖値を抑えたりと生活習慣病予防の強い味方になってくれる栄養です。押し麦をごはんに入れることにより、少し固めの食感が噛む回数を増やし食べすぎによる肥満も防いでくれます。押し麦をごはんに混ぜる時には、米の1〜2割の量を入れると食べやすいでしょう。当院で麦ごはん提供の場合は2割の押し麦を入れています。水加減も通常より少し多く入れるとおいしく召し上がれます。
■鮭の栄養・選び方 鮭には不飽和脂肪酸であるEPA・DHAが含まれ、血液の流れをよくしたり血栓をできにくくするため動脈硬化の予防に効果的です。またDHAは頭の働きをよくすることで知られていますね。鮭は捨てるところがないといわれる魚。身はもちろん、頭はかぶと煮や、氷頭なます(新潟や北海道の郷土料理。鮭の頭の部分をつかったなます:酢の物です。)あらは汁物に使うことができます。おいしい鮭の選び方はうろこが銀色でツヤがあるもの、身がしまって弾力があるものがよいでしょう。
■かぼちゃの栄養・選び方 かぼちゃには、ビタミンAに変わるβカロテンが多く含まれます。Βカロテンは粘膜や皮膚の抵抗力を高めたり、活性酸素を除去する働きがあるため生活習慣病やガン予防に効果があるといわれます。かぼちゃを選ぶ時は、持った感じがずっしりと重く、ヘタの周りがくぼんでいるもの、表面の皮に色ムラがなく形のきれいなものがよいでしょう。また、固くて包丁でうまく切れない場合は、電子レンジで少し加熱すると切りやすくなります。
キーワード:栄養管理科,麦ごはん,不飽和脂肪酸,EPA,DHA |
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