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春日リハビリ広場

2018.05.14

パワーリハビリテーションとは

①パワーリハビリテーションとは
パワーリハビリテーションとは、病気や老化から引き起こされる、神経や筋肉の不活動な部分に対して、専用のマシントレーニングを用いて刺激を行い、立つ・歩くなどの基本的な動きを楽にしていくためのリハビリテーションの手法の一つです。身体が動きやすくなることで、生活に自信がもて、最終的には生活の行動範囲が広げられ、楽しみと生きがいのある生活を送れるようにすることがパワーリハの最終目標となっております。



②パワーリハの具体的中身とは
パワーリハには基本プログラムとしてのマシントレーニングがあります。マシンというと「つらい」「重い」「危ない」など、あまり良いイメージがない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、マシンについてはパワーリハ研究会推奨の機械があり、高齢者や障害者でも使用できるよう設計されており、身体への過剰な負担もかかりにくく、安全で効果的なものとなっております。マシンは全部で6機種あり、腕や脚、おなか周りなど身体の全身の筋肉を動かせるようになっております。当院におきましても、全機種揃えております。マシントレーニングは最初は軽い負荷からゆっくりと開始し、「やや楽である」を目安に段階的に重さを増やしていきます。マシンの良い点はひとりひとりの状態に併せて設定できるという点で、実施している方も目に見える形でわかりやすいと言う事です。また、マシントレーニングをコア(中心的)トレーニングとして、加えてバランス訓練やストレッチングなどその方に応じたリハビリを行っていきます。



③パワーリハはなぜ効果があるの?
(1)廃用症候群とは
病気や老化とともに神経や筋肉は徐々に使われなくなってきます。使われなくなってきた筋のまわりの関節は徐々に硬くなり、それらを動かす筋肉はさらに使用されなくなります(これを不使用筋といいます)。一方硬くなった動きの中で使用される筋肉は限定され、その筋肉に過剰な負担がかかるようになります(これを過使用筋といいます)。これらの不使用筋と過使用筋により身体のバランスが悪くなり、立つ姿勢や歩きかたなどが悪くなるため、「立ちづらい」「歩きづらい」などの動きの負担感を感じるようになるのです。これを動作性の低下といいます。この動作性の低下が日ごろの生活行動の範囲を狭めるようになり、それがまた筋肉を衰えさせ、動作性を低下させるという悪循環を作ってしまうのです。この動作性の低下と活動範囲の縮小の悪循環を廃用症候群(はいようしょうこぐん)といいます。

(2)パワーリハビリテーションは神経と筋肉を再調整させます
先の通り、使わなくなった筋肉(不使用筋)と過剰な負担のかかった筋肉(過使用筋)のアンバランスが身体の動きにくさ(動作性の低下)を引き起こしています。パワーリハビリテーションはこれらの悪循環の改善にポイントを絞っております。特に使われなくなった筋肉(不使用筋)に対して、専用の機械を使用することで、その筋肉を使用できるように誘導することができます。それにより、不使用筋と過使用筋のバランスが徐々に改善されるようになり、姿勢が良くなったり、歩くのが楽に感じられるようになるのです。そうすれば、動くことへの自信が持てるようになり、外出したり、趣味活動をしたりと行動範囲が広がるようになるという好循環が作られていくのです。私たちはパワーリハを通して元気になったといっていただけるようになるのが、最終目標であると考えております。

④パワーリハはどのような方に有効なの?
 パワーリハビリテーションは原則、身体に不安を抱えている方であればどなたでも可能ですが、特に以下の病状の方などに実施することが多いです。

(1)脳梗塞などの脳血管障害による後遺症で腕や脚にマヒのあるかた。
(2)神経難病で、筋力が低下しているかた。
(3)骨折などの手術後でリハビリが必要な方。
(4)長期臥床や手術後の低体力でリハビリが必要な方。
(5)膝や腰に痛みがあり身体を動かす機会が減った方。


* 但し、重い心臓病や呼吸器の病気などで医師から運動が制限されている場合は、主治医からの許可が必要です。
* 当院でパワーリハビリテーションを希望されている方は、まず「リハビリを受けるには」をご覧下さい。

春日リハビリ広場

パワーリハビリテーションとは

2018.05.14

①パワーリハビリテーションとは
パワーリハビリテーションとは、病気や老化から引き起こされる、神経や筋肉の不活動な部分に対して、専用のマシントレーニングを用いて刺激を行い、立つ・歩くなどの基本的な動きを楽にしていくためのリハビリテーションの手法の一つです。身体が動きやすくなることで、生活に自信がもて、最終的には生活の行動範囲が広げられ、楽しみと生きがいのある生活を送れるようにすることがパワーリハの最終目標となっております。



②パワーリハの具体的中身とは
パワーリハには基本プログラムとしてのマシントレーニングがあります。マシンというと「つらい」「重い」「危ない」など、あまり良いイメージがない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、マシンについてはパワーリハ研究会推奨の機械があり、高齢者や障害者でも使用できるよう設計されており、身体への過剰な負担もかかりにくく、安全で効果的なものとなっております。マシンは全部で6機種あり、腕や脚、おなか周りなど身体の全身の筋肉を動かせるようになっております。当院におきましても、全機種揃えております。マシントレーニングは最初は軽い負荷からゆっくりと開始し、「やや楽である」を目安に段階的に重さを増やしていきます。マシンの良い点はひとりひとりの状態に併せて設定できるという点で、実施している方も目に見える形でわかりやすいと言う事です。また、マシントレーニングをコア(中心的)トレーニングとして、加えてバランス訓練やストレッチングなどその方に応じたリハビリを行っていきます。



③パワーリハはなぜ効果があるの?
(1)廃用症候群とは
病気や老化とともに神経や筋肉は徐々に使われなくなってきます。使われなくなってきた筋のまわりの関節は徐々に硬くなり、それらを動かす筋肉はさらに使用されなくなります(これを不使用筋といいます)。一方硬くなった動きの中で使用される筋肉は限定され、その筋肉に過剰な負担がかかるようになります(これを過使用筋といいます)。これらの不使用筋と過使用筋により身体のバランスが悪くなり、立つ姿勢や歩きかたなどが悪くなるため、「立ちづらい」「歩きづらい」などの動きの負担感を感じるようになるのです。これを動作性の低下といいます。この動作性の低下が日ごろの生活行動の範囲を狭めるようになり、それがまた筋肉を衰えさせ、動作性を低下させるという悪循環を作ってしまうのです。この動作性の低下と活動範囲の縮小の悪循環を廃用症候群(はいようしょうこぐん)といいます。

(2)パワーリハビリテーションは神経と筋肉を再調整させます
先の通り、使わなくなった筋肉(不使用筋)と過剰な負担のかかった筋肉(過使用筋)のアンバランスが身体の動きにくさ(動作性の低下)を引き起こしています。パワーリハビリテーションはこれらの悪循環の改善にポイントを絞っております。特に使われなくなった筋肉(不使用筋)に対して、専用の機械を使用することで、その筋肉を使用できるように誘導することができます。それにより、不使用筋と過使用筋のバランスが徐々に改善されるようになり、姿勢が良くなったり、歩くのが楽に感じられるようになるのです。そうすれば、動くことへの自信が持てるようになり、外出したり、趣味活動をしたりと行動範囲が広がるようになるという好循環が作られていくのです。私たちはパワーリハを通して元気になったといっていただけるようになるのが、最終目標であると考えております。

④パワーリハはどのような方に有効なの?
 パワーリハビリテーションは原則、身体に不安を抱えている方であればどなたでも可能ですが、特に以下の病状の方などに実施することが多いです。

(1)脳梗塞などの脳血管障害による後遺症で腕や脚にマヒのあるかた。
(2)神経難病で、筋力が低下しているかた。
(3)骨折などの手術後でリハビリが必要な方。
(4)長期臥床や手術後の低体力でリハビリが必要な方。
(5)膝や腰に痛みがあり身体を動かす機会が減った方。


* 但し、重い心臓病や呼吸器の病気などで医師から運動が制限されている場合は、主治医からの許可が必要です。
* 当院でパワーリハビリテーションを希望されている方は、まず「リハビリを受けるには」をご覧下さい。