理学療法・作業療法・言語聴覚療法とは

①理学療法とは
理学療法を大きく分けると運動療法と物理療法の二つがあります。物理療法とは電気や温熱など機械を使用し、痛みを和らげる治療です。運動療法とは関節を柔らかくしたり、筋力をつけたり、バランス能力を高めたりすることで、「起きる」「座る」「立つ」「歩く」などの人間の基本となる動きの能力を高めていくための治療となります。



②作業療法とは
身体または精神に障害のあるものに対し、手芸、工芸などの作業活動を通して主としてその適応動作能力あるいは社会的適応能力の回復を計る一連の治療をいいます。また、作業活動に限らず、日常生活に必要な動作の獲得に向けた実際的な練習なども作業療法の役割として理学療法と共に進めて行きます。



③言語聴覚療法とは
言語機能や聴覚機能に障害のある方を対象に、その方の自立と社会参加を支援するために機能の獲得や回復、代償方法の習得、環境整備、心理的サポートなどの援助を行う治療です。