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春日リハビリ広場

2018.05.14

脳卒中について

①脳卒中とは
脳卒中とは、血管病変が原因で引き起こされる脳の障害を総称する言葉です。血管が破れたり、詰まったりすることで脳の細胞に栄養や酸素が供給されなくなり、脳の機能に障害が起こる病気です。脳卒中は主として突然発作が起こり、障害が起こった場所によって半身マヒや言語障害、意識障害など多彩な症状が現れ、日常生活に支障が出ます。症状の現れ方や程度も障害の部位の損傷の程度などにより個人差が出ます。

②急性期の脳卒中リハビリ

急性期とは発病して間もない時期の事を言います。この時期は病状がまだ不安定なため、治療に専念する時期ですが、特段の事情が無いかぎり発病後すぐにリハビリが始められます。まずは、血圧や意識状態などを確認しながら、寝ている身体を起こすところから始めます。半身マヒの部分も硬くならないように動かし始めます。年齢や病状などにもよりますが、急性期のリハビリではベッドから離れ、車椅子に座れる事を当面の目標として進めることが多いです。状態が軽い方はそのまま退院となりますが、引き続きリハビリが必要な方は回復期のリハビリへと移ります。

③回復期の脳卒中リハビリ

回復期とは病状が落ち着いてきて、積極的なリハビリが行える時期となります。回復期は状態にもよりますが、発病してから3ヶ月から半年程度の時期を差します。リハビリの内容としては、日常生活が自立できるようにするためのリハビリで、座っていられない方は、まず座る練習をしたり、立つことが出来ない方は立つ練習などを行うなど基本的な動作が獲得できるようにします。その中で、トイレが出来るように練習したり、着替えが出来るように練習したりとその人の能力に合わせて具体的な日常生活動作の練習を進めていきます。また、言語障害や嚥下障害などにも個別に対応して進めて行きます。

④維持期の脳卒中リハビリ

維持期とは、病院などを退院し、在宅や施設でのリハビリを行う時期の状態となります。維持期は長期のリハビリが必要になり、現在の身体能力をどのように維持・向上させていくかがポイントとなります。維持期のリハビリ環境は急性期や回復期と比べて、リハビリの専門職も少ないため、御自分でいかにリハビリを進めることが出来るかが重要となります。麻痺側の関節が硬くならないようにしたり、筋力が落ちないようにしたりするための運動が必要になりますが。散歩など簡単な運動を継続している方も多く、続けられる形で進めていくことが大切です。また、生活リズムが乱れたり、精神的に落ち込んだりするなどで、家に閉じこもってしまう方も少なくありません。まずは適切な生活リズムを身につけ、できるだけ外に出る機会をつくりましょう。通って行うリハビリ(通所リハビリ)などへ通えると同じ悩みを持った方々がリハビリを行っていますので、励みになるかと思います。

春日リハビリ広場

脳卒中について

2018.05.14

①脳卒中とは
脳卒中とは、血管病変が原因で引き起こされる脳の障害を総称する言葉です。血管が破れたり、詰まったりすることで脳の細胞に栄養や酸素が供給されなくなり、脳の機能に障害が起こる病気です。脳卒中は主として突然発作が起こり、障害が起こった場所によって半身マヒや言語障害、意識障害など多彩な症状が現れ、日常生活に支障が出ます。症状の現れ方や程度も障害の部位の損傷の程度などにより個人差が出ます。

②急性期の脳卒中リハビリ

急性期とは発病して間もない時期の事を言います。この時期は病状がまだ不安定なため、治療に専念する時期ですが、特段の事情が無いかぎり発病後すぐにリハビリが始められます。まずは、血圧や意識状態などを確認しながら、寝ている身体を起こすところから始めます。半身マヒの部分も硬くならないように動かし始めます。年齢や病状などにもよりますが、急性期のリハビリではベッドから離れ、車椅子に座れる事を当面の目標として進めることが多いです。状態が軽い方はそのまま退院となりますが、引き続きリハビリが必要な方は回復期のリハビリへと移ります。

③回復期の脳卒中リハビリ

回復期とは病状が落ち着いてきて、積極的なリハビリが行える時期となります。回復期は状態にもよりますが、発病してから3ヶ月から半年程度の時期を差します。リハビリの内容としては、日常生活が自立できるようにするためのリハビリで、座っていられない方は、まず座る練習をしたり、立つことが出来ない方は立つ練習などを行うなど基本的な動作が獲得できるようにします。その中で、トイレが出来るように練習したり、着替えが出来るように練習したりとその人の能力に合わせて具体的な日常生活動作の練習を進めていきます。また、言語障害や嚥下障害などにも個別に対応して進めて行きます。

④維持期の脳卒中リハビリ

維持期とは、病院などを退院し、在宅や施設でのリハビリを行う時期の状態となります。維持期は長期のリハビリが必要になり、現在の身体能力をどのように維持・向上させていくかがポイントとなります。維持期のリハビリ環境は急性期や回復期と比べて、リハビリの専門職も少ないため、御自分でいかにリハビリを進めることが出来るかが重要となります。麻痺側の関節が硬くならないようにしたり、筋力が落ちないようにしたりするための運動が必要になりますが。散歩など簡単な運動を継続している方も多く、続けられる形で進めていくことが大切です。また、生活リズムが乱れたり、精神的に落ち込んだりするなどで、家に閉じこもってしまう方も少なくありません。まずは適切な生活リズムを身につけ、できるだけ外に出る機会をつくりましょう。通って行うリハビリ(通所リハビリ)などへ通えると同じ悩みを持った方々がリハビリを行っていますので、励みになるかと思います。