春日リハビリ広場
2011.01.19
勉強会「最新の福祉機器についての紹介」
明けましておめでとうございます。平成23年1月6日、年明け早々ではありますがリハビリテーション科では今年も日本ケアサプライの畠山さんを外部講師に招き、「最新の福祉機器についての紹介」と題した勉強会を開催しました。リハビリテーション科職員を中心に最新の福祉機器を体験しましたので、一部を紹介します。
左側は自分で車椅子を駆動する人に適している車椅子です。特徴は足で床を蹴って移動しやすいように、前輪キャスターが外側に設置されています。また手でタイヤを回して移動しやすいように、背もたれ横についているブレーキの支柱が長くなっていることが特徴的でした。また従来の車椅子に使用されているブレーキでは、空気圧の低下によりブレーキのかかりが悪くなることが多かったですが、今回紹介された車椅子ではブレーキの構造がタイヤを挟んで止める構造(ロックンブレーキ)になっており、空気圧の低下においてもブレーキがしっかりとかかります。
右側の車椅子は柄が特徴的です。機能面ばかりが注目されやすい福祉機器ですが、徐々にデザインも増えてくる傾向にあるそうです。今回紹介された柄は和をイメージした花柄でした。
次に紹介されたのが、株式会社モルテンからだされた、最新のマットレスSTAGEA(ステージア)でした。従来のマットレスと同様に床ずれ防止やマットの硬さ調整等は可能となっています。特徴的な部分としては、設定でリハビリモードを使用することで、フワフワしたマットレスが、リハビリに適した固いマットレスに変化します。またマットレスの両サイドには硬めのウレタンフォームを設置しており、ベッドに座ってもずり落ちにくく、立ち上がりやすいのが特徴的です。その他にも、熱い時には蒸れ防止のため涼しい風を送る冷却機能と、寒い時には暖かい風を送る暖房機能がついていました。
その他にも、ポジショニング・体位変換用クッションや歩行器・シルバーカー等の紹介がありました。
今回の福祉機器の勉強会に参加して感じたことは、従来の生活支援をメインとした福祉機器から現在は利用者のADLやQOLを意識した福祉機器もでてきていることを知りました。今後はさらに、自宅生活を意識して、患者様の生活に合った福祉機器の選択を意識していきたいと感じました。
リハビリテーション科一同
勉強会「最新の福祉機器についての紹介」
2011.01.19
明けましておめでとうございます。平成23年1月6日、年明け早々ではありますがリハビリテーション科では今年も日本ケアサプライの畠山さんを外部講師に招き、「最新の福祉機器についての紹介」と題した勉強会を開催しました。リハビリテーション科職員を中心に最新の福祉機器を体験しましたので、一部を紹介します。
左側は自分で車椅子を駆動する人に適している車椅子です。特徴は足で床を蹴って移動しやすいように、前輪キャスターが外側に設置されています。また手でタイヤを回して移動しやすいように、背もたれ横についているブレーキの支柱が長くなっていることが特徴的でした。また従来の車椅子に使用されているブレーキでは、空気圧の低下によりブレーキのかかりが悪くなることが多かったですが、今回紹介された車椅子ではブレーキの構造がタイヤを挟んで止める構造(ロックンブレーキ)になっており、空気圧の低下においてもブレーキがしっかりとかかります。
右側の車椅子は柄が特徴的です。機能面ばかりが注目されやすい福祉機器ですが、徐々にデザインも増えてくる傾向にあるそうです。今回紹介された柄は和をイメージした花柄でした。
次に紹介されたのが、株式会社モルテンからだされた、最新のマットレスSTAGEA(ステージア)でした。従来のマットレスと同様に床ずれ防止やマットの硬さ調整等は可能となっています。特徴的な部分としては、設定でリハビリモードを使用することで、フワフワしたマットレスが、リハビリに適した固いマットレスに変化します。またマットレスの両サイドには硬めのウレタンフォームを設置しており、ベッドに座ってもずり落ちにくく、立ち上がりやすいのが特徴的です。その他にも、熱い時には蒸れ防止のため涼しい風を送る冷却機能と、寒い時には暖かい風を送る暖房機能がついていました。
その他にも、ポジショニング・体位変換用クッションや歩行器・シルバーカー等の紹介がありました。
今回の福祉機器の勉強会に参加して感じたことは、従来の生活支援をメインとした福祉機器から現在は利用者のADLやQOLを意識した福祉機器もでてきていることを知りました。今後はさらに、自宅生活を意識して、患者様の生活に合った福祉機器の選択を意識していきたいと感じました。
リハビリテーション科一同