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2020.11.02
マスクのサイズの選び方・正しい付け方
感染症や花粉症で、咳やくしゃみが出る場合にはマスクをすることは基本的なエチケットです。
昨今新型コロナウイルスが流行していますが、咳やくしゃみなど症状のある方、人込みの中にはいる場合など、マスクの着用が流行の抑制に効果的といわれています。
しかし、マスクをつけてはいても、正しいサイズのマスクで、正しい付け方を意識することも大切です。
大人向けのマスクでも、小さめサイズ、大きめサイズなど色々なサイズのマスクがあります。
また、正しいサイズを選んでも、隙間が沢山あっては、効果が減ってしまうのです。
正しいサイズで正しい着用を心掛け、感染や症状の悪化を防ぎましょう。
マスクの目的について
マスクは呼吸器官を守るための保温、保湿する効果があり、冬季の乾燥した冷気から身体をまもります。
感染症予防やかかってしまった時の家族や他の人への感染拡大を防止することが目的で、ウイルスによる飛沫感染、空気感染である風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどのウイルスの病原微生物の体内への侵入を防いでくれるのです。
また、咳1回で約10万個が約2~3m先まで、くしゃみ1回で約200万個が約3~5m先まで咳やくしゃみの飛沫に含まれる病原微生物が放出されると言われています。
病原微生物が飛散するのを抑えることができるのが、マスクです。
今回は、正しいサイズのマスクの選び方、また正しい着用法についてご紹介します。
マスクも近年進化していて、高機能のマスクが多くなってきました。
かつてマスクは平らなガーゼの物でしたが、今は立体型やプリーツ型が主流になり、手作り布マスクも着用している方を多く見かけます。
そして機能も様々です。
マスクの適切なサイズは、日本衛生材料工業連合会がサイズ選びについて一定の目安をだしています。
正しいマスクのサイズ選び
(1)親指とひとさし指でL字型を作る
(2)耳の付け根の一番高いところに親指の先端をあて、鼻の付け根から1cm下のところに人差し指の先端をあてる。
(3)親指から人差し指の長さを測ります。その長さがマスクを選ぶ目安になります。
9~11cm 子供用サイズがお勧め
10.5~12.5cm 子供用~女性用サイズがお勧め
12~14.5cm 女性用~大人用サイズがお勧め
14cm以上 大人用サイズがお勧め
最近はマスクの流通も安定し、自分に合ったサイズを選びやすくなってきました。
ぜひ鏡の前で一度測ってみて、ぴったりのサイズを使用しましょう。
正しいマスクの着用方法
- マスクをつける前にはしっかりと手を洗う。
- マスクの上下を引っ張り、張り出した部分が表側になるように形を作ります。
- ノーズフィットワイヤーを上にして、顔に当てながら紐を両耳にかけます。
- ノーズフィットワイヤーを鼻の形に合わせて曲げ、あごを包むようにマスクを下まで伸ばして顔にフィットさせます。
着用の大切なポイント
〇不織布マスクの中にある針金を自分の鼻の形に合わせて折り曲げて、鼻の両脇の隙間をしっかりとふさぐ。
〇口・鼻が覆われ、頬などに隙間がないようにする。
マスクを着用しても鼻が覆われていないと、マスクの効果が半減してしまいます。必ず鼻と口の両方を同時に覆うようにしましょう。
マスクの間違った着用方法
・マスクの金具部分が鼻の形に合っておらず、顔にフィットしていない。→ウイルスが鼻へ入りやすい
・鼻がマスクから出てしまっている→マスク着用の意味がない。鼻からウイルスを吸い込んでしまう。
・マスクをあごにひっかける→あごの部分にウイルスが付着していると、マスクを戻した時に内側についたウイルスを吸い込んでしまう。
マスクを外す・交換する際の注意点
ウイルスの付着したマスクは、外す時も感染のリスクがあります。
ゴムバンドのみを触ってはずし、マスク表面に触らずにそのまま廃棄しましょう。
使用済みマスクは、ウイルスの拡散を防ぐため、ビニール袋に入れて口を閉じて廃棄することも大切です。
また、マスクを廃棄した後は手にウイルスが付着している可能性があるので手洗いを行いましょう。
マスクの取り換え頻度と注意
不織布マスクは原則使い捨てです。
1日1~2枚程度を目安に使用しましょう。
※感染者や咳、くしゃみをした人と接した場合、マスク表面にウイルスが付着している可能性があります。
もったいないと思わずにすぐ交換してください。
<情報提供>
・社会福祉法人 南東北福祉事業団
・南東北春日リハビリテーション病院
マスクのサイズの選び方・正しい付け方
2020.11.02
感染症や花粉症で、咳やくしゃみが出る場合にはマスクをすることは基本的なエチケットです。
昨今新型コロナウイルスが流行していますが、咳やくしゃみなど症状のある方、人込みの中にはいる場合など、マスクの着用が流行の抑制に効果的といわれています。
しかし、マスクをつけてはいても、正しいサイズのマスクで、正しい付け方を意識することも大切です。
大人向けのマスクでも、小さめサイズ、大きめサイズなど色々なサイズのマスクがあります。
また、正しいサイズを選んでも、隙間が沢山あっては、効果が減ってしまうのです。
正しいサイズで正しい着用を心掛け、感染や症状の悪化を防ぎましょう。
マスクの目的について
マスクは呼吸器官を守るための保温、保湿する効果があり、冬季の乾燥した冷気から身体をまもります。
感染症予防やかかってしまった時の家族や他の人への感染拡大を防止することが目的で、ウイルスによる飛沫感染、空気感染である風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどのウイルスの病原微生物の体内への侵入を防いでくれるのです。
また、咳1回で約10万個が約2~3m先まで、くしゃみ1回で約200万個が約3~5m先まで咳やくしゃみの飛沫に含まれる病原微生物が放出されると言われています。
病原微生物が飛散するのを抑えることができるのが、マスクです。
今回は、正しいサイズのマスクの選び方、また正しい着用法についてご紹介します。
マスクも近年進化していて、高機能のマスクが多くなってきました。
かつてマスクは平らなガーゼの物でしたが、今は立体型やプリーツ型が主流になり、手作り布マスクも着用している方を多く見かけます。
そして機能も様々です。
マスクの適切なサイズは、日本衛生材料工業連合会がサイズ選びについて一定の目安をだしています。
正しいマスクのサイズ選び
(1)親指とひとさし指でL字型を作る
(2)耳の付け根の一番高いところに親指の先端をあて、鼻の付け根から1cm下のところに人差し指の先端をあてる。
(3)親指から人差し指の長さを測ります。その長さがマスクを選ぶ目安になります。
9~11cm 子供用サイズがお勧め
10.5~12.5cm 子供用~女性用サイズがお勧め
12~14.5cm 女性用~大人用サイズがお勧め
14cm以上 大人用サイズがお勧め
最近はマスクの流通も安定し、自分に合ったサイズを選びやすくなってきました。
ぜひ鏡の前で一度測ってみて、ぴったりのサイズを使用しましょう。
正しいマスクの着用方法
- マスクをつける前にはしっかりと手を洗う。
- マスクの上下を引っ張り、張り出した部分が表側になるように形を作ります。
- ノーズフィットワイヤーを上にして、顔に当てながら紐を両耳にかけます。
- ノーズフィットワイヤーを鼻の形に合わせて曲げ、あごを包むようにマスクを下まで伸ばして顔にフィットさせます。
着用の大切なポイント
〇不織布マスクの中にある針金を自分の鼻の形に合わせて折り曲げて、鼻の両脇の隙間をしっかりとふさぐ。
〇口・鼻が覆われ、頬などに隙間がないようにする。
マスクを着用しても鼻が覆われていないと、マスクの効果が半減してしまいます。必ず鼻と口の両方を同時に覆うようにしましょう。
マスクの間違った着用方法
・マスクの金具部分が鼻の形に合っておらず、顔にフィットしていない。→ウイルスが鼻へ入りやすい
・鼻がマスクから出てしまっている→マスク着用の意味がない。鼻からウイルスを吸い込んでしまう。
・マスクをあごにひっかける→あごの部分にウイルスが付着していると、マスクを戻した時に内側についたウイルスを吸い込んでしまう。
マスクを外す・交換する際の注意点
ウイルスの付着したマスクは、外す時も感染のリスクがあります。
ゴムバンドのみを触ってはずし、マスク表面に触らずにそのまま廃棄しましょう。
使用済みマスクは、ウイルスの拡散を防ぐため、ビニール袋に入れて口を閉じて廃棄することも大切です。
また、マスクを廃棄した後は手にウイルスが付着している可能性があるので手洗いを行いましょう。
マスクの取り換え頻度と注意
不織布マスクは原則使い捨てです。
1日1~2枚程度を目安に使用しましょう。
※感染者や咳、くしゃみをした人と接した場合、マスク表面にウイルスが付着している可能性があります。
もったいないと思わずにすぐ交換してください。
<情報提供>
・社会福祉法人 南東北福祉事業団
・南東北春日リハビリテーション病院