
当リハビリテーション科は理学療法士36名、作業療法士29名、言語聴覚士8名、事務1名の計73名で活動しています。
リハビリテーションの仕事といいましても、多岐にわたっており、当法人では救命治療を終えて、病状が安定した患者さんのリハビリ(これを回復期リハビリテーションといいます)として、60床全てが回復期リハビリテーション病院として診療しています。そこにはスタッフ46名配置しており、最大3時間のリハビリを提供し、量的にも質的にも充実したリハビリテーションを提供しております。
また、その後の在宅や施設でのリハビリまたは介護予防の分野など在宅や地域でのリハビリテーションとして26名のスタッフがその業務に従事しております。病院から在宅・施設へ継ぎ目のないリハビリの提供に努めております。特に言語聴覚士は病院外でのサービスが少ないので、当法人では地域でも言語障害などの方々へのリハビリの場の機会を作れるよう推し進めております。
当スタッフは専門職として、現状に満足することなく、知識・技術そして人間性の向上として日々の勉強会や、院外の学会・研修会などに積極的に参加し、自己研鑽に努めております。患者さんやご家族の生活や人生がより良くなるためにこれからも日々努力してまいりたいと思います。
最後に当法人の病院・施設に限らず、医療圏の地域の人々が生き生きと暮らすために地域リハビリテーション相談センターとして、リハビリ全般に関する相談を行っております。今後も地域に人々が一生涯安心して生活できるよう更にまい進していきたいと考えております。