
ワンポイントリハ 高次脳機能障害とは(2012/04/11)
高次脳機能障害とは、病気(脳血管障害、脳症など)や、脳外傷によって大脳が損傷されることにより認知機能に障害が起こった状態のことをいいます。症状は損傷部位によって異なり、多岐にわたります。具体的には以下のような症状がみられます。
注意障害:物事に集中できない、注意をむけられない、注意をスムーズに別方向に変えられないなど
記憶障害:ものごとを忘れやすくなる、人の名前を覚えられない
遂行機能障害:物事を順序だてて計画的に行えない(料理の手順が分からないなど)
易疲労性:精神的に疲れやすい
脱抑制:物事の分別が付かない、我慢が出来ない
易怒性:怒りっぽくなる
意欲の低下:やる気がわかない、活気がなくなる
失語症:言葉や文字がでにくい、言葉や文字が理解できない
失行:ある状況のもとで正しい行動ができない(はさみが使えない等)
失認:身近なものやからだを認識できない
見当識障害:時間や場所の感覚がわからなくなる
障害は診察や入院生活よりもむしろ日常生活や社会活動の場面でよくみられやすく、退院後の生活や社会復帰の際に問題が生じてしまいます。高次脳機能障害は、外見上、障害が目立たず、周囲の人から理解されにくい現状があります。また、本人も正しい認識ができていないこともあり、周囲の人とトラブルを起こしてしまうこともしばしばあります。高次脳機能障害をもつ方が安心した社会生活を送るには、本人や周囲を取り巻く人々の障害への十分な理解が必要となります。
言語聴覚士 関
注意障害:物事に集中できない、注意をむけられない、注意をスムーズに別方向に変えられないなど
記憶障害:ものごとを忘れやすくなる、人の名前を覚えられない
遂行機能障害:物事を順序だてて計画的に行えない(料理の手順が分からないなど)
易疲労性:精神的に疲れやすい
脱抑制:物事の分別が付かない、我慢が出来ない
易怒性:怒りっぽくなる
意欲の低下:やる気がわかない、活気がなくなる
失語症:言葉や文字がでにくい、言葉や文字が理解できない
失行:ある状況のもとで正しい行動ができない(はさみが使えない等)
失認:身近なものやからだを認識できない
見当識障害:時間や場所の感覚がわからなくなる
障害は診察や入院生活よりもむしろ日常生活や社会活動の場面でよくみられやすく、退院後の生活や社会復帰の際に問題が生じてしまいます。高次脳機能障害は、外見上、障害が目立たず、周囲の人から理解されにくい現状があります。また、本人も正しい認識ができていないこともあり、周囲の人とトラブルを起こしてしまうこともしばしばあります。高次脳機能障害をもつ方が安心した社会生活を送るには、本人や周囲を取り巻く人々の障害への十分な理解が必要となります。
言語聴覚士 関