2011年1月27日外部講師としてパラマウントベット株式会社の中邑大輔さんを招き勉強会を開催しました。今回のテーマは「リフトを使用した安全で負担の少ない移乗動作」でした。
　障害を抱えての在宅生活では、日常生活の中で介助を要することも多々あります。今回のテーマである移乗動作を考えてみても、専門家であるリハビリ職員や介護士が介助することは可能であっても、実際に生活する家族で考えると、毎日継続していくことはとても大きな負担となることもあります。
　この現状を考えると、介護者にとって少ない身体的な負担で長期的に継続していける環境設定を勧めていくことは大切になります。今回の勉強会を通じて、退院後の生活を想定し、必要な福祉機器を提案していくことは、リハビリに携わるものにとって、責任のある仕事だと感じます。今回の勉強会では使用方法や実際に体験してみて多くのことを学ぶことができました。一部ではありますが、勉強会の風景を写真で紹介します。

　

リハビリテーション科一同