8/23に当院、理学療法士による「移乗動作」と、NJI様・フランスベッド様を招き、移乗動作に役立つ福祉用具について勉強会を開催しました。

移乗動作は転倒を伴う可能性があります。その為、安全に行うために注意すべきポイントを押さえておくことでリスクを減らすことができます。移乗動作を行う際は、足部を引き付けお辞儀をすることで、足部に上半身の重心を効率良く移動することが可能です。

また、できるところは患者様に遂行していただき、身体機能に応じたその人に合った、介助方法を構築することも重要です。さらには、車椅子と移る先(ベッド、トイレなど)の座面の高さを整えたり、今回紹介された福祉用具のトランスファーボードなどを用いて、移乗しやすい環境を調整することも重要です。移乗動作はトイレや入浴など生活に必要な動作の為、安全面に留意して徐々に出来る事を増やしていくことで自立へと繋がっていきます。

今後、1人でも多くの患者様の自立を支援できるよう、スタッフ同士・情報を共有し今回の勉強会で得た体験を活かせるよう努めていきます。