
伝達講習〜脳画像の見方と理学療法、作業療法計画について〜(2015/06/17)
内容は、大まかな予後と心身機能の特徴・回復過程を予測できるようになり、効率的な理学・作業療法を計画することができるようになるための脳画像の見方についてです。脳画像を見るためには機能障害の起こるメカニズムや、脳の機能解剖に基づく部位毎の役割、連絡を把握しなくてはなりません。そのような知識を持ったうえで脳画像は数を見ることが大切と中野さんは話されていました。高倉先生は臨床で脳画像を約1000枚見てきたと話していたそうです。日々の意識的な臨床経験の積み重ねがより良い理学療法・作業療法の提供に繋がることを再認識しました。
当院リハビリテーション科では学会・研修会への積極的な参加を支援しており、同時に参加出来なかったスタッフとの情報共有として伝達講習も行っています。日々の臨床業務のみにとどまらず、症例検討会や研究などにも取り組んでおり、毎月様々な勉強会を開催しています。現状に満足することなく、好奇心・探究心を大切に活気ある職場風土です