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春日のリハビリ広場

リハビリの基礎知識

認知症について

①認知症とは
認知症の代表的な症状とは、物忘れなどの記憶が低下する症状ですが、日常生活面としては普段の生活の日課をしなくなります(例えば、新聞を読まなくなる。盆栽の手入れをしなくなるなど)。症状が進行してくると、食事をした事を忘れ、食べ始めたり、いつも行き慣れたお店、医者へ行く道が思い出せなくなるなど御家族がみても明らかに症状がわかるようになります。さらに進行していくと、人によっては、新聞紙など食べ物ではない物を食べたり、昼夜問わず目的もなく家から出てしまうようになります。原因としては脳梗塞やアルツハイマーなど脳に明らかな原因があると認められる場合と老化現象として、脳の機能が衰える場合があります。いずれにしても、脳の機能が衰える事への不安や焦り、抑うつなどが背景にあり、それらが、行動をさらに助長させてしまいます。

②認知症のリハビリ
(1)健康状態の管理(適度な運動・栄養のある食事・適度な水分摂取・規則的な排便習慣)
身体の不調は脳の不調に繋がります。毎日の生活の中に天気の良い日は屋外の散歩、冬場や悪天候の日は屋内での運動などを行い身体機能を維持、夜間の良眠へと繋がり規則正しい生活が送ることができるよう援助します。また、栄養面に気を配り、水分摂取も欠かさず(最低でも1300cc)、下剤に頼らない排便習慣を心掛けるようにします。


(2)作業活動
型にはめる、色を塗る、はさみで切る、など簡単な活動から始めていきます。その方にとって能力的に達成可能なものから徐々に難易度を上げてすすめていきます。達成感や楽しみができ、心理面での安定も図れます。また御本人の過去に行われていた趣味活動なども取り入れて実施します。

(3)生活の中での役割づくり
生活の中で、自分の役割意識を持っていただく事は、生活のメリハリがつくので効果的です。難しいことではなくても簡単なもので、構いませんので(テーブルを拭く、カーテンを開ける、新聞を持ってくるなど)毎日実践することが大切です。但し、あまり簡単なものだと、ご本人の自尊心を傷つける恐れがありますので、注意が必要です。

(4)学習療法・回想法・記憶トレーニング
実際に低下した脳機能に対して直接的に脳の能力を向上あるいは維持させていくトレーニングであり、主に軽度の認知症の方が中心となります。学習療法では簡単な音読や書き方、計算などを行います。回想法ではご本人の過去の生活史を振り返り、一緒の空間を共有する事で記憶が刺激されたり、癒しの効果が期待できます。また、記憶トレーニングでは、耳で聞いた記憶や目で見た記憶など実際に質問形式で思い出してもらうものです。

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