南東北春日リハビリテーション病院

症状別のリハビリ

●むせり(嚥下障害)について
◇嚥下障害のリハビリについて
―嚥下障害の評価―
肺炎や食事中にむせるなどから嚥下障害がうたがわれると、まず問診と簡単な検査が行われます。検査で軽症と疑われた場合は慎重に食べる練習を行います。誤嚥、口の中に残る、胃から食道への逆流などが疑われる場合には放射線での嚥下造影(VF)というものを行います。VFでは、病気の状態や原因の探索という目的のほか、姿勢、一口の量、食べものの形、訓練のしかたなど、誤嚥なく食べることのできる条件を探したり、補助栄養手段の情報を得たりします。VFで安全な条件が設定できれば、それに従い段階的に食べる練習を行っていきます。

―嚥下障害の訓練―
摂食嚥下障害のリハビリテーションには間接訓練と直接訓練に分けられます。[間接訓練]食べ物、飲み物を用いないで、摂食・嚥下にかかわる器官の働きを改善させることを目標とします。間接訓練には、呼吸法の訓練、顔面の運動機能を回復させる訓練などがあります。その他にも多くの訓練法があります。[直接訓練]食べ物、飲み物を用いて、摂食・嚥下が上達することを目的とします。直接訓練では、摂食・嚥下のときの姿勢、むせがあるかないかの確認、安全な一口の量、食べた後の声の変化などに注意しながら訓練を行います。

参考図書(1)藤島一郎:「脳卒中の摂食・嚥下障害」医歯薬出版,1998年(2)聖隷三方原病院嚥下チーム:「嚥下障害ポケットマニュアル」医歯薬出版,2001年(3)西尾正輝:「摂食・嚥下障害の患者さんと家族のために」インテルナ出版,2005年

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