南東北春日リハビリテーション病院
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病原性大腸菌O-157について
2008.07.30(水)
「病原性大腸菌」の一つにO-157があります。ときどき保菌者が見つかり新聞を賑わせています。このO-157の特徴は感染力が非常に強く、わずかな病原菌が体内に入っただけでも発症し、胃酸では死滅せずに大腸にたどり着く、といったことがあげられています。しかも潜伏期間が長く、発症したとたんに症状が急変することもO-157が危険視される理由になっています。
初期症状だけではO-157かどうかを判断するのは危険です。食中毒症状があったら、軽症だと思っても必ず医療機関で診断を受けましょう。今は短時間で診断がつき、二次感染の予防にも繋がります。
【O-157感染症の経過】
T…感染〜9日は無症状(感染から3〜9日が潜伏期間)
U…発症1日〜2日目は下痢・腹痛(初期症状は1〜2日の短期間です。症状は他の食中毒と似たような下痢・腹痛ですが、急激に悪化していきます)
V…発症3日〜6日は血便・激しい腹痛=出血性大腸炎(早ければ発症して2日目から激しい腹痛や血便現れます。血便は血液そのもののような真っ赤な鮮血便なのが特徴です)
W…発症7日目は尿量減少・神経症状=溶血性尿毒症症候群(発症から約1週間経つと毒素が血管内に入り込み尿毒症を起こします。毒素が脳に到達することにより脳症が起こり、意識が遠のく、手足がしびれる、といった症状が現れます)
(小春日和第44号より)
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