南東北春日リハビリテーション病院
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介護教室【清拭(せいしき)について】
2010.01.23(土)
障害や寝たきり状態で入浴できない場合には、施設での入浴サービスや自宅へ風呂を持ち込む訪問入浴サービスがあります。しかし、在宅生活をしているすべての人が、このようなサービスを利用できるわけではありません。そのため、体の清潔保持と皮膚面への刺激、気分転換と精神の安定を図るため、効果は劣りますが手軽にでき、体力消耗も少なく済む清拭を行います。
【清潔保持のもつ意味】
(1)皮膚の生理機能を高め、細菌等を除去し、繁殖を抑えることで皮膚からの感染を予防します。
(2)気分転換となり生活リズムを作り、食欲が増加し、生きる意欲を引き出します。
(3)清拭に伴う摩擦・マッサージ効果により、褥瘡予防と血液循環の促進、軽い運動につながり、適度な疲労感や爽快感をもたらします。結果として快眠を誘います。
(4)四肢を動かすことになり、関節の拘縮を防ぎます。
(5)温熱刺激による腸の運動で、排便・排ガスを促します。
(6)全身状態を把握することで、褥瘡などの異常を早期発見することができます。
(7)皮膚の保湿を促します。
(8)皮膚汚染、悪臭を取り除くことで、他人に不快感を与えず、結果として対面拒否を防ぎます。
(9)本人と介護者とのコミュニケーションの機会となります。
【清潔保持を拒否する利用者への対応】
考えられる理由としては、介護者への遠慮、生活習慣によるもの、寒い、面倒、羞恥心などがあげられます。したがって介護者には負担感を与えないように、さりげない準備や働きかけが要求され、介護を受ける方の思いに十分に耳を傾ける必要があります。
(小春日和 第61号より)
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