南東北春日リハビリテーション病院

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新型インフルエンザワクチンQ&A
2009.10.30(金)
 今月初めから一部の前倒し地域を除き、いよいよ妊婦や基礎疾患(持病)のある人への新型インフルエンザワクチン接種がスタートしました。ワクチン接種についての疑問や不安に対する答えをまとめました。

≪Q1≫ワクチン接種はどんな効果があるのか。
≪A≫発症や重症化の防止に一定の効果があるとされているが、100%ではない。感染自体を防ぐ効果は保証されていないので、手洗いやうがい、せきエチケットの大切さは今後も変わらない。

≪Q2≫接種は何回受ければいいのか。
≪A≫健康な成人が対象の臨床研究で1回でも効果が確認されたため、医療従事者については1回でよいことになった。1歳から13歳未満の子どもは2回必要。妊婦や持病のある人、1歳未満の乳児の保護者ら、13歳以上の中高生や65歳以上の高齢者は、当面2回接種が前提とされている。

≪Q3≫接種時期は。
≪A≫厚生労働省の現時点の接種スケジュールでは、妊婦と持病のある人に続き、1〜6歳の子どもが12月初めから、小学校低学年が12月半ばからなど、優先順に接種が進む。ただし今後の臨床研究結果により、1回接種でよいという対象が増えれば、時期が前倒しになる可能性がある。

≪Q4≫一般の健康な成人など、優先対象以外の人も接種できるのか。
≪A≫今のところめどは立っていない。1回接種の対象が拡大してワクチンが余れば、接種できる可能性が出てくる。

≪Q5≫優先対象者はどこで、どんな手続きで接種を受けるのか。
≪A≫接種は国と契約を結んだ受託医療機関に予約して受けるのが原則。受託機関は市町村のホームページなどで分かる。接種の際、母子健康手帳や健康保険証などで優先対象者であることが確認される。かかりつけ医が受託機関でなければ優先接種対象者証明書を発行してもらい、別の受託機関で接種する。

≪Q6≫接種費用は。
≪A≫原則は全国一律で1回目が3,600円、2回目が2,550円。所得の少ない世帯については負担軽減措置もある。

≪Q7≫季節性インフルエンザワクチンとの同時接種はできるのか。
≪A≫新型ワクチンが国産で、医師が必要と認めた場合には可能。

≪Q8≫接種の副作用は。
≪A≫どんな薬でも副作用は起こりうる。季節性のワクチンでは、接種部分の腫れや痛みなどの軽い症状のほか、まれにギラン・バレー症候群やアナフィラキシーといった重篤な症状が現れることがある。厚生労働省は新型ワクチンでも同様の副作用が同程度起きると説明している。既に新型の接種を受けた医療従事者約2万人の調査では、4人に両脚の筋肉痛や嘔吐(おうと)などの重い症状が現れたが、いずれも回復している。

≪Q9≫妊産婦の接種により赤ちゃんに影響は。
≪A≫日本で使われているタイプのインフルエンザワクチンは、一般的に妊娠中の全期間において安全とされ、日本産科婦人科学会も接種を勧めている。授乳中の接種も支障ないという。

≪Q10≫新型ワクチン接種で著しい健康被害が発生した場合の対応は。
≪A≫医療費や障害年金、遺族一時金などを給付する特別措置法案が国会に提出された。成立すれば、これに沿って補償が行われる。

(平成21年10月29日・福島民友新聞より)

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