南東北春日リハビリテーション病院

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介護教室【排泄介助について】
2009.08.08(土)
 ≪おむつとおむつカバーについて≫
おむつも下着の一部として考え、目的にあった種類のおむつを選択することが大切です。おむつ使用にあたっては、本人と話し合うなど十分な配慮が必要です。
おむつには布おむつと紙おむつがあります。経済面・洗濯の手間の有無・廃棄の可否・肌触り・吸水性など、それぞれの特徴があります。おむつの選択にあたっては、便失禁の有無や1回の排尿の量、活動状況などを考慮します。
紙おむつの種類には、パンツ型・テープ型・フラット型などがあります。メーカーにより、吸水力・カーブやギャザーなどの横漏れ防止効果・通気効果・防臭効果など様々なものがあり、価格にも多少の違いがあります。

≪おむつ交換について≫
 おむつは便意・尿意が分からない、便意・尿意があっても間に合わず、下着を汚してしまうなどの状態の時に使用します。排泄の間隔を把握し、汚れたおむつはできるだけ早く交換することが大切です。
(1)はじめにおむつを交換することを伝えます。「下着を着替えませんか」などという表現が好ましいです。
(2)カーテン・スクリーンなどを用いて、プライバシーを確保してください。
(3)防水シートを敷きます。
(4)新しいおむつとおむつカバーを交換しやすいようにセットします。
(5)下着を膝下くらいまで下げ、おむつを開きます。
(6)側臥位(横向きに寝る)になってもらい、汚れたおむつの汚染部を内側にして小さく丸め、周囲を汚さないように取り除きます。
(7)陰部やでん部を清拭、あるいはぬるま湯による洗浄を行います。その際、皮膚の状態も観察してください。
(8)乾いたタオルでよく拭き取ります。
(9)新しいおむつとおむつカバーをつけます。おむつの上端部は腰回りに合わせ、おむつの中心とでん部の中心を合わせます。必要であればパッドを併用します。
(10)仰臥位(仰向けに寝る)に戻し、おむつのしわを伸ばしながら、おむつカバーからおむつがはみ出ないように付けて、腰回り、大腿部から尿が漏れないようにします。必要以上に締めすぎないように腰回りには指2本程度入るゆとりをもたせます。

≪排泄介助にあたっての留意点≫
(1)本人の意思を尊重し、できない部分について援助しましょう。
(2)プライバシーを確保しましょう。
(3)尿意・便意を察し、言葉をかけたり、本人が頼みたい態度で接しましょう。
(4)本人が安心できるように、安定した援助を心がけましょう。
(5)排泄後の清潔を保持し、気持ちよいと感じてもらうことが大切です。
(6)快適で清潔な排泄環境を提供しましょう。

(小春日和第56号より)

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