南東北春日リハビリテーション病院

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介護教室 ―睡眠の介護例―
2008.09.18(木)
 ≪高齢者の不眠≫
日々の生活は、覚醒と睡眠、活動と休息が対になり、一定のバランスをもって繰り返されることにより成り立っています。特に質の良い適当な睡眠は、人間の心身の健康、そして生命の維持に欠かせないものです。睡眠のリズムには個人差がありますが、一般的に高齢者は夜早く寝るものの、睡眠が浅く、夜間や早期に覚醒したり、昼間の居眠りが多くなります。また入眠するまでの時間も長くなり、寝つきが悪くなる傾向があります。不眠を訴えることも多くなるため、まず不眠の原因を探り、その原因を取り除いていくことが、睡眠介護の基本です。

≪睡眠の介護≫
@日中の活動を多くする…夜間の安眠のためには、日中に充分に身体を動かし、規則的なリズムのある生活パターンを確立することが大切です。特に高齢者は、日中の活動時間が少なく、つい居眠りをするなどして、夜間に不眠になるという悪循環に陥りがちです。たとえ寝たきりや心身の障害によって活動が制約されている場合でも、日中はできる限り離床をすすめるようにします。

A就寝前の安眠対策
・入浴、足浴、半身浴…入浴には1日の疲労をとり、気分を爽快にする効果がある。また適度な疲労感を与え、睡眠に入りやすくする効果もあり、寝つきをよくする。入浴ができない場合は、半身浴によって足や下半身を温めるだけでも入浴に近い効果が得られる。
・水分摂取量の調節…頻繁な尿意によって夜間の覚醒が多い人の場合は、夕方からの水分補給を少し少なめに摂取するなど工夫をする。このような場合は、昼間のうちに1日に必要な水分量を確保することが必要になってくる。
・カフェインを含む嗜好飲料は、就寝前は避ける…コーヒー、紅茶、緑茶などカフェインを含む嗜好飲料は、神経を興奮させる。
・室温を適度に調節し、騒音は排除する。

(小春日和第46号より)


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